■不祥事もCEOの責任■~「知らなかった」とはいえない。~

おはようございます。

今日は晴天、気持ちの良い朝を迎えた川崎。

週末、お楽しみください。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


ドラッカーはCEOがすべてを決めるとした。
そして、倫理的な基準もCEO次第であるとする。

利益があがることは、CEOの手柄であるかもしれない、
しかし、悪いこともCEOの責任である。
そのときCEOは「知らなかった」とはいえない。

ドラッカーは、無能な経営者への過度の報酬に警告を発し、
”何千人もの人を解雇しつつ巨額の報酬を懐に入れることは、
倫理的にも社会的にも許されることではない”と声を荒げた。

そして、CEOが利益に目がくらむと、
株価に気をとられ、ミッションを忘れる。
また、企業とはコミュニティであり、
利益を得るための道具ではないとした。

ドラッカーは、CEOにも失敗もあれば嘘もあるだろうが
最も悪いのは、「何があったか知らなかった。だから罪はない」
という弁解で、
これこそが最大の罪であるとした。



「企業には責任者がいなければならない。

 すべてを知り、起こることに責任をもつ者が

 いなければならない。それがCEOである。」

~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』
  (第7章  21世紀の経営における最大の問題)



























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