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■神は多様を愛でる。■~ドラッカー わが軌跡

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おはようございます。 三が日が明けた土曜日、 今朝も青空が広がっています。 来週は仕事始め、クールダウンの週末でしょうか。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 本日から「ドラッカーわが軌跡」、 原題で「Adventures of A Bystander」(傍観者の冒険)、 サブタイトル”知の巨人の秘められたる交流”を読みます。 ドラッカーは、 冒頭「新版への序文」で、 大学で宗教学を講義したことがあるが、 神学の類は教えなかったとする。 そして、蠅は3万5000種いるが、 神学者の言うことが本当であるならば 蠅は一種類でなければならないことになる、 と続ける。 なぜなら、彼らにしてみれば、 正しい蠅以外のものが あってはならないからである。 「実際には神は多様を愛でる。  事実、人間ほど多様な生き物はいない。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」(■新版への序文)

■”経営の大思想家”■~親しみやすい読み物~

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おはようございます。 正月三日、今朝も快晴の空が広がります。 昨日は家族が揃っての新年会、 賑やかな一日でした。 今日は内輪でじっくりと呑みます。 良い一日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 本書は、ドラッカー入門書であり、 また隠れていたドラッカーに会える、 絶好の書になっている、 とした。 そして、ビジネス書というよりは、 ドラッカーという人物に 関心のある人すべてに贈る 親しみやすい読み物、 なのかもしれないとし、 次のとおり本書を締める。 「この”経営の大思想家”が  永眠して5年にもなるのに、  その新たな著作が世に出る、  そんな信じられないような仕事に  微力ながら参画できたことは、  翻訳と著作の両方に携わる者として、  本当に嬉しいというのが正直な実感です。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (■訳者あとがき)

■ドラッカーの居場所■~広大な地域を一度に俯瞰する~

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おはようございます。 一月二日の朝も気持ちに良い青空が 広がっています。 今日はこれから家族が集まり始めます。 三年ぶりに新しい家族も増え、 賑やかな一日になりそうです。 皆様も楽しい一日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 本書は、 1940年代の世界大戦時代から、 永眠する21世紀初頭までの間に、 広い視野で世の中を見つめる ドラッカーの思索の変遷をたどり、 改めてその時代を見通す洞察力を 確認させてくれるのだ、 とした。 そして、本シリーズがカバーした この半世紀にわたるときの流れに、 ドラッカーの39点の著作を 置くことによって、 読者には、自分に関心のあるテーマを 教えてくれるドラッカーの居場所が わかるのではないかと思う、 と続ける。 さらに、たとえばそれは、広大な地域を 一度に俯瞰できる詳しい地図を 机一杯に広げるようなものだとする。 「本書の編者ワルツマン氏による  「はじめに」に倣えば、  これからドラッカーを勉強しようという人には  恰好の入門書であり、  ドラッカーファンにとっては、  新たな発見のある、  そして隠れていたドラッカーに会える、  そんな絶好の書になっていると思います。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (■訳者あとがき)

■時代を見通す洞察力■~世界大戦の時代から、永眠する21世紀初頭まで~

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おはようございます。 令和二年元旦、 明けましておめでとうございます。 母親と共に箱根で新年を迎えました。 芦ノ湖湖畔、快晴の空に富士山が見事です。 この景色のように、 すっきりした一年を送りたいものです。 皆様にとって、良い一年でありますように! ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 翻訳者は、 ドラッカーが文章ではなく、 ユーモアを交えて読者に語りかける本書は ドラッカーの”異色の”著作だとした。 そして、ドラッカー本として、 ”異色"はもうひとつある、 と続ける。 それは、ときの流れを鋭く見つめる その独創的なアイデアが、 ドラッカーが活動した半世紀にわたり、 時間を追って包括的に 理解できるように 構成されていることだ、 とする。 「「はじめに」にもあるように、  1940年代つまり世界大戦の時代から、  永眠する21世紀初頭まで、  広い視野で世の中を見つめる  ドラッカーの思索の変遷をたどり、  改めてその時代を見通す洞察力を  確認させてくれるのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (■訳者あとがき) https://www.facebook.com/ail.ltd/photos/a.182805218449530/2670083116388382/?type=3&theater

■隠れていたドラッカーが現れた。■~ユーモアを交えて語りかける~

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おはようございます。 大晦日、快晴の空が広がっています。 一年間お世話になりました。 新年もどうぞよろしくお願いします。 良いお年をお迎えください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ”隠れていたドラッカーが現れた。” 翻訳者は、本書を一言で表現しろと 求められれば、迷うことなく、 即座にこう答えるだろうとする。 なぜなら、ドラッカーが 39の著作における文章ではなく、 話し言葉で読者に語りかけるという 形式のものはおそらく初めてではないか と思うからだと続ける。 さらにそこには、 やさしくユーモアを交えて語りかける ドラッカーの姿が見え、 その意味で、本書はドラッカーの ”異色の”著作だとする。 「そうか、これもドラッカー先生だったのか  ――それはあたかも隠れていたドラッカー、  もうひとりのドラッカーの発見でも  あるのではないかと思います。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (■訳者あとがき) https://www.facebook.com/ail.ltd/photos/a.182805218449530/2670083116388382/?type=3&theater

■本物とは似て非なるもの■~それは自滅的な行為~

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おはようございます。 大晦日を明日に控え、 寒々しい曇り空の朝です。 今日は雨の予報も出ています。 暖かくしてお出かけください。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 今の私たちは、新たな変化の時代に向かう 中間点において、情報が組織にいる人たちを まとめる基礎へと進化を続けており、 これは個人にとって 誰しも基礎を身につけたほうがよい、 という意味にほかならないのだ、 とした。 そして、基礎を身につけないまま、 先進的な新しい技を学ぶのは危険であり、 それは自滅的な行為なのだと続ける。 ドラッカーは、基礎のない人は、 基本的な前提を理解していないし、 限界もまた理解していないとする。 「だから、いくら演奏のテクニックがすばらしくても、  そこから聞こえてくる音は   本物の音楽にはならないのです。  鮮やかなテクニックで音を繰り出しても、  それは本物の音楽とは   似て非なるものなのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1989年 知識の講義V) https://www.facebook.com/ail.ltd/photos/a.182805218449530/2670083116388382/?type=3&theater

■変化の時代に向かう中間点■~誰しも基礎を身につけたほうがよい~

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おはようございます。 今朝も快晴の空が広がってます。 令和元年も残すところ3日、 そろそろ自室の整理をします。 良い休日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 人々の認識やビジョンに起こった 大きな変化が、 最も浸透した国は 日本であった、 とした。 そして、今の私たちは、 新たな変化の時代に向かう中間点、 あるいは四分の一の地点に いるのかもしれないと、 続ける。 「具体的には、  情報が組織にいる人たちをまとめる基礎へと  進化を続けているのです。  これは個人にとってどんな意味があるのでしょうか。  もう一度繰り返しますが、  それは、誰しも基礎を身につけたほうがよい、  という意味なのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1989年 知識の講義V) https://www.facebook.com/ail.ltd/photos/a.182805218449530/2670083116388382/?type=3&theater