■われわれの事業は何であるべきか■~自己と他者のイノベーション~

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企業は自らの目的と使命を定義する際に、「われわれの事業は何になるか」と
問うことが重要とした。
ドラッカーは、同時に「われわれの事業は何であるべきか」との問いも必要であるとする。

「われわれの事業は何になるか」は、現在の事業をいかに発展させるかを考えること。
この「われわれの事業は何であるべきか」は、現在の事業を廃棄し別の事業に変えることで
新しい機会、新しい満足を創造することを考えること。

つまりイノベーションである。
しかも、自から起こしたイノベーションのみならず、競業企業や他の業界などで起こっている
イノベーションも対象としなければならない。

ドラッカーは、この問いを発しない企業は、重大な機会を逃すとする。

「『われわれの事業は何であるべきか』との問いに答えるうえで考慮すべき要因は、

社会、経済、市場の変化であり、イノベーションである。

自らによるイノベーションと、他者によるイノベーションである。」


 ~「マネジメント」

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