■”巨大怪物組織”である企業、政府■~官僚的になる必然~
おはようございます。 雲が空を覆う川崎の朝、 靄が立ち込めてます。 天気予報は、一日快晴。 これから雲が取れて、 花見日和になりそうです。 良い休日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 ヒッピーが起こした 組織に対する反乱の矛先が、 大規模な官僚的マシンと 思ったことのない組織に 向いていたのは 偶然ではないとした。 そして、”巨大怪物組織” と考えられていたのは、 常に大きな企業か大きな政府であったが、 それが企業なのか政府なのかは、 それを考える人が民主党支持者か 共和党支持者かによって決まった、 とする。 私たちは常に、 あるひとつの組織だけに目を向け、 そのほかの社会は基本的に 組織と関わりがないものと信じていたが、 これはもう事実ではないとする。 「私たちは社会というものの現実に 目を向けることを学ばなければなりません。 つまり、YMCAでさえ大きな組織、 強力な組織と考えられ、 さらにはYMCAが必然的に官僚的な組織になる、 そんな社会のことです。 また、規則や規制そして経営者が 存在しなければならない、 そんな社会でもあります。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1960年代”大きな組織におけるマネジメント”)