■組織の発展がもたらした成果■~生活の中心的な存在~

おはようございます。

雲の多い川崎の朝、
少し冷え込みました。

日中は暖かくなりそう、
桜の花も勢いづきそうですね。

月曜日、今週もよろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
1914年になっても変わらず、
たいていの事業は家族規模の
非常に小さな共同事業として営まれ、
チャールズ・ディケンズの描いた、
ボスがいてその下に個人雇いの事務員がいる
といった企業の姿は、
その時代の絵でもあった、
とする。


そして、この絵は研究や経営、政府、医療や教育、
そしてYMCAのようなボランティアの組織であっても、
同じように描けると続ける。


しかし今の政府の場合には、
当時のすべての政府をひとつにまとめて、
現代の政府が持っている建物のひとつに
すっぽりとおさめられ、
さらにまだボーリング場とスケートリンクが
作れるほどの余裕がある。


ドラッカーは、私たちは至るところで、
大規模経営の組織が私たちの生活の
中心的な存在にまで成長している様子を
目にしているとする。



「今日は、こうしたことが良いのか悪いのかを

 お話しするつもりはありません。

 私たちが大いに誇りに感じているものは、

 たいてい、この種の組織の発展が

 もたらしてくれた成果であることは明らかです。」

~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1960年代”大きな組織におけるマネジメント”)




















































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