■異常なユートピアへ■~学校にいる期間が長すぎた~

おはようございます。

快晴の川崎の朝、
今朝は冷え込みをあまり感じませんでしたね。

日中も20度近くまで気温上昇、
六分咲きの桜を愛でながらのランチも良さそうですね。

今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
18歳のときにハンブルクにある輸出会社で
研修生として働き始めたが、
当時の上役が考えていたのは、
商業での職業経験を積むには
学校にいる期間が長すぎた、
ということであったとする。


そして、上役の息子は14歳で働きに出ており、
ドラッカーの18歳という年齢は、
商業の世界で仕事を始めるには、
遅過ぎる年齢だった、
と続ける。


しかし、ドラッカーは今、
高卒の若者はほとんど就職できない、
とする。



「私たちは今、急激に、

 社会人一年生として入学を許されるためには

 博士号を持っていなければならない、

 そんな異常なユートピアへと

 突き進んでいるのです。」

~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1960年代”大きな組織におけるマネジメント”)




















































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