■三つの違った階級の出現■~軍人階級、市民軍、傭兵~

おはようございます。

快晴の川崎の朝、
冷え込みましたが、昼間はポカポカ陽気、
温度差に気を付けましょう。

月曜日、今週もよろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、”個人主義”と”合理主義”の
ふたつのアプローチは両方とも、
教育に関する私たちの思考の中に
しみ込んでいるとする。


そして、軍隊の話を例に挙げる。


組織化された防衛は灌漑文明にとって必要なことであり、
そのために、三つの違った階級が出現した。


ひとつ目は分離独立した軍人階級で、
これは生産階級によっておさめられた
地代や税金を使って維持された。

二つ目は小作農の中から選ばれた農民による市民軍で、
三つ目は傭兵。


ただし、こうした階級の構成は、
それがあらゆる灌漑文明を特徴づけていたにもかかわらず、
それぞれの文明や時代によって、大きな違いを見せていたが、
それは、恒久的な階級制度と社会の完全な固定化を
生み出すために利用されていた。




「しかしそれはまた、

 立派なスキルを活かして非常に高度な社会の流動性を生み出し、

 そして、優れた天分や意欲のある人たちに豊富なチャンスを

 作り出すことにも使われていたのです。」

~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1960年代)




















































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