■派閥、抗争、対立、不信■~内部対立を煽る~
おはようございます。 今朝も快晴城山の上に 青空が広がる須崎の朝です。 昨日からぐっと寒くなりました。 今日も同じような感じで、 一枚重ね着したほうが良いでしょう。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 ルースは ほとんどの時間を海外か、 サウスカロライナやアリゾナの農園で 過ごす不在社長になっていたが、 編集長たちを通さずに、 記者や特派員や編集者に会うことによって、 自分以外の者が支配権を持つことを防いだ、 とした。 そして、 直接介入したり、 指示したりしたことはなかったが、 いつでも波風を立て、 混乱させ、 内部対立を煽ることができ、 事実そうした、 と続ける。 そのためには、 新しいアイデア、 質問、ヒント、疑問、 議論の種を頭に詰め込んで、 半年に一回出社するだけでよかった。 「いかに強力な編集長といえども、 万全なルースに対抗することは不可能だった。 彼の雑誌のすべてにおいて、 派閥、抗争、対立、不信が蔓延していた原因が ここにあった。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)