■不在社長になっていた■~意味のない特別任務~
おはようございます。
今朝も快晴の須崎の朝です。
日中の気温も一日一日と下がってきました。
今日も昨日より2,3度は低い模様です。
来月は12月だもね。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
編集者全員が、
誰が何を担当しているかを
知らなかった、
とした。
そして、
ルースには、
ダベンポートを傷つけたくない
という気持ちもあるにはあった、
と続ける。
ルースは友人を傷つけたがらず、
どうしても避けられないときには、
大幅に昇級させ、
意味のない特別任務を与えるのが常だったが、
ルースの直接指示の本当の狙いは、
支配権の確保にあった。
ドラッカーは、
ルースが彼の雑誌に割く時間は
減っていき、
10年後の1950年に至っては、
ほとんどの時間を海外か、
サウスカロライナやアリゾナの農園で
過ごす不在社長になっていた、
とする。
「ところが彼は、
各事業の責任者を迂回して
現場に直接指示し、
編集長たちを通さずに、
記者や特派員や編集者に会うことによって、
自分以外の者が支配権を持つことを防いだ。」
(Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)
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