■アメリカ憲法のビジョン■~ピカソとバウハウス派のグラフィックス~

 おはようございます。


眩しい陽射しの高知の朝です。

朝の冷え込みは日増しに

厳しくなってきますが、

今日の日中は暖かくなりそうです。


日曜日、良い休日をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

ルースにとっては、

『フォーチュン』が親企業的か反企業的かは、

まるで関心のないことで、

企業が重要で目立つ存在になった

という事実が重要だったとした。



しかも彼は、

企業が中心的な存在である

新しい世界の形態を把握するには、

ピカソとバウハウス派の

グラフィックスが

必要であることも感知していた、

と続ける。



『フォーチュン』はアメリカで初めて

美術部を持つ雑誌となり、

しかもそこに記事面と

広告面双方の制作を

任せることにより、

読者にトータルな

視覚体験を提供した。



ドラッカーは、

やがて電子情報による

雑誌が生まれるならば、

それはヘンリー・ルースの

落とし子と見るべきである、

とする。






「彼は『憲法は誰が書いてもよい。


 国歌は自分に書かせてくれ」


 とまでは言わなかった。


 彼は、アメリカ憲法のすごさを承知していた。


 しかし『政策は誰がつくってもよい。


 ビジョンは自分につくらせてくれ」


 とは言ったに違いない。」




(Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

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