■桁外れというべき高給■~意欲も何もかもが枯渇~

 おはようございます。

城山には少し雲が浮かんでますが、

その上には青空が広がっています。


しばらくこの好天が続きそうです。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

いかに強力な編集長といえども、

万全なルースに対抗することは不可能だった。

彼の雑誌のすべてにおいて、

派閥、抗争、対立、不信が蔓延していた原因が

ここにあった、

とした。



そして、

少なからぬ編集長や

編集者が酒浸りとなり、

社内に一体感が欠如していた

原因もここにあった,

と続ける。



加えて、桁外れというべき高給があったが、

彼に質したところ、

あえて高給にしていたわけではなく、

上げている利益からして、

どうしても高給になってしまう、

とのことだった。







「だがその結果は、


 仕事に対する意欲も何もかもが枯渇し、


 駄目になりつつあることに気づいても、


 辞められなくなることだった。」




(Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

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