■『ライフ』のある記者についての話■~ノックすればいい~

 おはようございます。


まぶしい日が射してきた、

快晴の高知の朝です。


今日も秋晴れの一日になりそうですね。


日曜日、良い休日をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬





ドラッカーは、

ルースにはユーモアのセンスもあった、

とした。



そして、彼はドラッカーには厳しかったが、

他人には寛容だった、

とする。



ドラッカーは、

『ライフ』のある記者についての話が

有名だった、

と続ける。


『ライフ』創刊の数か月後、

リサーチ部門の責任者のマリーという女性が

息せき切ってやって来て、

あの記者をどうにかしてくれと言ってきた。



彼女の気を静めさせて

聞き出したところ、

その記者は、

自分の部屋で素っ裸で寝ころんで

仕事をしているとのことだった。



ルースは、彼女に記事はどうかと訊ねると、

問題はないと答えたので、

さらにその記者が女の子を追いかけるのかと聞くと、

そんなことはないが我慢ができないと答えたが、

その記者はホモで有名だった。







「『よくわからないんだがね。


 君のところの女の子は皆大卒だろ?』


 『はい』


 『ではノックすることくらい知っているだろうに』。」




(Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

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