■政治には関心がない■~ヒトラー宥和論を説く孤立論者~
おはようございます。
三か月振りの川崎の朝は曇りです。
午後からは段々雨、明日は本格的に降りそうです。
今日は久しぶりの柿島屋、
堪能してきます。
日曜日、良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ルースが政治的に
重要な存在になりえなかったのは、
彼の雑誌が、彼の政治的見解を
反映することがなかったためだった、
とした。
そして、
たしかに、1950年代半ばまでは、
自ら編集に当たっていたが、
彼は政治には関心がなく、
見解は持っていたが、
他の編集者が反対の見解を持っていて
平気だった、
と続ける。
ドラッカーは、
ルースは、ヨーロッパに対しては
介入論者で、1935年にはすでに
チャーチルとコンタクトがあり、
反ヒトラーの大西洋同盟の結成に向けて
工作していた、
とする。
「ところが、
『タイム」の国際面の編集者には、
ヒトラー宥和論を説く孤立論者
レアード・ゴールズボロを据えたままにしていた。
ルース自身は保守主義者だった。」
(Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)
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