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■マネジメントの神髄は実行■~理想のマネジャー像~

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 おはようございます。 未明の高知、 夜空に満点の星が埋まっています。 今日も晴れそうですね。 月曜日、今週も一週間よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは経営の成否には、 どう行動するかが大事だが、 組織の目標達成に向けて、 責任ある行動を とらなくてはいけないのだ、 とした。 そしてクレイムズは、 ドラッカーの思想を支える大きな前提は、 「マネジメントの神髄は実行にある」 というものだ、 と続ける。 そして実行に秀でるためには、 結局のところ、 業績こそが成功の尺度である、 と肝に銘じておく必要があるとする。 インタビューの当日、 ドラッカーはクレイムズに、 優秀なマネジャーと 十人並みのマネジャー、 さらには力不足のマネジャーの違いを 説明してくれたが、 以下は、ドラッカーが抱く 理想のマネジャー像である。 「◎採用、解雇、統率などをそつなく行い、  部下を取り立てることもできる  ◎結果への責任をすべて果たす  ◎上役をうまく動かす術を知っている  ◎時間軸を十分に念頭に置いたうえで、  情報やデータをもとに判断をくだす  ◎自分の頭で徹底的に考え抜き、  その結果をまわりにうまく伝える  ◎事業プランの立案や実行を得意とする  ◎何をすべきかを自問して、  ゼロから優先順位を考えなおす  ◎会議では必ず課題を明確にする  (たいていの会議は何が決まったのかわからないまま終わる)」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第2章 何よりも大切なのは学びである)

■健全な成功へのカギ■~責任ある行動をとる~

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おはようございます。 高知西部地域、足摺岬も近い宿毛市にある 「宿毛リゾート椰子の湯」で 温泉に浸かり酒吞んでのんびり過ごしました。 秋晴れの太平洋が輝いています。 明日から仕事頑張ろうっと。 日曜日、良い休日をお過ごしください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 チャンスとは 自ら掴み取るものだとした。 そして、企業の生き残りや繁栄が、 業績や成果にかかっている以上、 必ず目標を掲げなくてはいけない、 と続ける。 ドラッカーは当初から、 ・健全な成功へのカギは、 ・成果をあげる、 ・組織をうまく束ねて動かしていく、 ・貢献する、 ・能力を高める、 ・備えを怠らない、 ・目標を達成する、 などだと心得ていた。 クレイムズは、 著作には必ず、 どう行動するかが 経営の成否を決定づけることを 示唆する言葉やフレーズが、 何十もちりばめられている、 とする。 「もっとも、ただ行動すればよいというものではない。  組織の目標達成に向けて、  責任ある行動をとらなくてはいけないのだ。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第 2 章 何よりも大切なのは学びである)

■確かな過去との決別■~しなやかな発想~

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 おはようございます。 未明の高知、 明るい陽が射し始めています。 今日も秋晴れの一日、 宿毛の温泉に行こうと思います。 土曜日、良い週末をお過ごしください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 チャンスとは 自ら掴み取るもの という教えを 実践してきたとした。 そしてクレイムズは、 ドラッカーは 職業人生の節目節目において、 いわば海図のない航海を強いられたが、 「これだ」と思えるチャンスを前にして、 尻込みするようなことは決してなかった、 と続ける。 それどころか、 しなやかな発想を絶やさず、 チャンスが訪れれば すかさずつかみとり、 その際には、 なじみ深い確かな過去と決別して、 先の見えない将来に賭けた。 「ときとして、  人があまり通らない裏道こそ  成功への近道なのだ。  リスクを承知で最初の一歩を  踏み出さないかぎり、  成功は手に入らない。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第1章 チャンスは自分でつかみとるもの)

■ニューヨーク大学での働き口■~幸先のよい邂逅~

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 おはようございます。 高知の朝、 東の空に茜色の雲が浮かんでいます。 今日は段々と雲が増えて、 気温が下がりそうですね。 暖かくして下さい。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 地下鉄の駅に向かう道すがら、 友人と邂逅したことも、 ドラッカーの人生を彩る 様々なめぐり合わせと同じく、 幸先のよいものだった、 とした。 そしてその友人に、 最近どうしているかと問われ、 コロンビア大学への就職が 白紙になったばかりだ と答えたところ、 友人は、 コロンビア・ビジネススクールの教員を、 引き抜くために これから乗り込もうとしていたところだ と言ったとする。 続けてドラッカーは次のとおり回想する。 「こうして地下鉄の駅にたどり着く前に、  わたしはニューヨーク大学での働き口を  確保できたのです。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第1章 チャンスは自分でつかみとるもの)

■人生を彩るめぐり合わせ■~知り合いとの鉢合わせ~

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 おはようございます。 夜明け間際の高知、 寒いです。 日々朝の冷え込みが増してきましたが、 日中の日差しの下では、 じりじりと日焼けがしそうです。 寒暖差に気を付けましょう。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 コロンビア大学に 就職する手はずを 整えたのだが、 時の学長ドワイト・D・アイゼンハワーに 解雇された。 クレイムズは、 これはアイゼンハワーが 合衆国大統領になる以前の エピソードだと続ける。 そして、 コロンビア大学への就職が 白紙に戻ったという 悪い知らせから何分かののち、 ドラッカーが地下鉄の駅を 目指して歩いていると、 知り合いと鉢合わせしたとする。 「この邂逅もまた、  ドラッカーの人生を彩る  さまざまなめぐり合わせと同じく、  幸先のよいものだった。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第1章 チャンスは自分でつかみとるもの)

■コロンビア大学での教鞭■~不思議なめぐり合わせ~

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 おはようございます。 東の青空に三日月が浮ぶ、 高知の夜明けです。 今日も秋晴れの一日になりそうです。 月曜日、今週も一週間よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ドラッカーがナチスによって 発禁となった小冊子を著したのは、 ユダヤ系だからではなく、 立ち上がって意見を述べることが 大切だと考えたからだ、 とした。 そしてドラッカーは、 1950年には ベニントン・カレッジでの職を辞し、 コロンビア大学で 教鞭をとる予定になっていたのだが、 またも運命がいたずらし 予定が狂ったと続ける。 本人が、偶然つづきの職業人生です、 と言うのも、 なるほどと納得がいく。 「1950年に、  不思議なめぐり合わせにより、  ニューヨーク大学ビジネススクールで  教えることになったのです。  ......その一年後には、  ハーバード・ビジネススクールから  声がかかりましたが、  お断りしました」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第1章 チャンスは自分でつかみとるもの)

■ファシズムに抗議した証■~ユダヤ教信者ではない~

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 おはようございます。 朝からまぶしい陽が射す高知です。 今日も晴れ、 日向は暑いくらいの 一日になりそうです。 日曜日、良い休日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ドラッカーはヒトラーが 権力の座についてまもなく、 ナチスにより発禁処分になることを 覚悟のうえで二冊の冊子を著した、 とした。 そして、ドラッカーは 何世代も前にまで遡れば、 ユダヤ系の血筋ではあるが、 ユダヤ教信者ではないと語っていた、 と続ける。 クレイムズは、 もっともこれら小冊子を著したのは、 ユダヤ系だからではなく、 立ち上がって意見を述べることが 大切だと考えたからだとする。 「少なくとも、専制、憎悪、  ファシズムなどに抗議した証を求めていた  (この時期のドラッカーについては、  エピローグを参照いただきたい)。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第1章 チャンスは自分でつかみとるもの)