■マネジメントの神髄は実行■~理想のマネジャー像~
おはようございます。 未明の高知、 夜空に満点の星が埋まっています。 今日も晴れそうですね。 月曜日、今週も一週間よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは経営の成否には、 どう行動するかが大事だが、 組織の目標達成に向けて、 責任ある行動を とらなくてはいけないのだ、 とした。 そしてクレイムズは、 ドラッカーの思想を支える大きな前提は、 「マネジメントの神髄は実行にある」 というものだ、 と続ける。 そして実行に秀でるためには、 結局のところ、 業績こそが成功の尺度である、 と肝に銘じておく必要があるとする。 インタビューの当日、 ドラッカーはクレイムズに、 優秀なマネジャーと 十人並みのマネジャー、 さらには力不足のマネジャーの違いを 説明してくれたが、 以下は、ドラッカーが抱く 理想のマネジャー像である。 「◎採用、解雇、統率などをそつなく行い、 部下を取り立てることもできる ◎結果への責任をすべて果たす ◎上役をうまく動かす術を知っている ◎時間軸を十分に念頭に置いたうえで、 情報やデータをもとに判断をくだす ◎自分の頭で徹底的に考え抜き、 その結果をまわりにうまく伝える ◎事業プランの立案や実行を得意とする ◎何をすべきかを自問して、 ゼロから優先順位を考えなおす ◎会議では必ず課題を明確にする (たいていの会議は何が決まったのかわからないまま終わる)」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第2章 何よりも大切なのは学びである)