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■自らの時間を知る(1)■~何もマネジメントできない~

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 おはようございます。 朝から雨の高知、 まだ真っ暗です。 今日は一日雨降り、 蒸し暑くもなさそうです。 金曜日、今日も一日よろしくお願いいたします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『経営者の条件』から ドラッカーは、 組織に働く者は、 成果には何も寄与しないが 無視することはできないという種類の仕事に 時間をとられるとする。 そして膨大な時間が、 当然に見えながら、 実はほとんど役に立たない仕事、 あるいはまったく役に立たない仕事に 費やされると続ける。 上田さんは、 ドラッカーには、 時間に関する名言が多く、 その多くは、 ドラッカー自身が 万人の帝王学と位置づける ロングセラー『経営者の条件』で 述べられているとする。 そして、 時間をマネジメントできなければ 何もマネジメントできないのだから、 当然と言えば当然であると続ける。 「時間のマネジメントこそ  仕事ができるようになるための第一の条件である。  世のため人のために優れた財・サービスを提供するにせよ、  仕事を生産的なものにして  ともに働く人たちが充実した仕事をできるようにするにせよ、  すべて時間を必要とする。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 4  限られているからこその時間術

■最高水準の仕事に焦点を(2)■~人間という存在の特性~

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 おはようございます。 高知の朝は曇り空です。 さっきまで雨が降っていたようで、 道路はしっとりと濡れています。 日中もこんな感じで、 降ったりやんだり見たいです。 木曜日、今日も一日よろしくお願いいたします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『現代の経営』から 上田さんは、 要求すべきは 組織全体の目標への貢献であり、 働く者から何かを得ようとするならば、 正当な労働よりも はるかに多くを求める必要がある、 とした。 そして、従順さなどを求めてはならず、 逆に、攻撃的な文化を生み出すことを 求めなければならない、 と続ける。 さらに、 要求されるものが大きいほど 人は多くを成しとげるが、 それが人間という存在の特性であり、 高い水準ほど、 仕事の改善に挑戦させるうえで 効果的なものはなく、 仕事と自己実現の誇りを もたらすものはないとする。 ドラッカーは、次のとおり説く。 「絶えざる努力によってのみ実現されるような  最高水準の仕事に焦点を合わせるとき、  動機づけが行われる。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 3自らを動機づけ、生産性を高める)

■最高水準の仕事に焦点を(1)■~組織全体の目標への貢献~

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 おはようございます。 高知の朝、 東に浮かぶ雲が、 朝陽に焼けて赤く染まっています。 今日は段々下り坂、 夕方からは雨になりそうです。 雨具をお忘れなく。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『現代の経営』から ドラッカーは、 働く者との関係においてまず問うべきは、 彼らに何を求めるかであるとする。 上田さんはその答えは、 決まり切ったように 「正当な一日の報酬に対する正当な一日の労働」 になるだろうだとする。 しかし、 報酬と労働のいずれについても、 正当とは何かは定義しえないし、 それ以上に問題なのは、 この言葉が働く者に少ししか要求せず、 しかも間違ったものを 要求していることにあると続ける。 「要求すべきは組織全体の目標への貢献である。  働く者から何かを得ようとするならば、  正当な労働よりもはるかに多くを求める必要がある。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 3自らを動機づけ、生産性を高める)

■自己啓発こそが人格形成につながる(4)■~組織の文化と風土~

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 おはようございます。 高知はの朝は概ね晴れ、 涼しい朝です。 早いもので今日から10月、 3月カレンダーも最後の一枚です。 今日から通勤バスのダイヤ改編、 通勤時間帯も大幅減便です。 困ったものです。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『経営者の条件』から 上田さんは、 年金問題を引き起こした かの社会保険庁においては、 何が、いつ、いかに起こったのか、 と問うた。 そして、 そのように見るとき、 かの年金問題は、 一社会システムの不調や、 一組織の機能不全であるにとどまらず、 そこに働く人たちの 自己実現にかかわる問題でもあったことが 明らかとなると続ける。 成果の怪しげな仕事をさせられた者の 無念が見えてくる。 ドラッカーは、 組織は、優秀な人材を手に入れるから 成果をあげるのではなく、 組織は、 文化と風土によって自己啓発を動機づけるから 優秀な人を育てるとし、 さらに続ける。 「しかも、かかる組織の文化と風土は、  一人ひとりの人間が、  自ら成果をあげるべく、  目的意識を持って体系的に、  かつ焦点を絞って自己訓練に  努めるからこそ生まれる。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 3自らを動機づけ、生産性を高める)

■自己啓発こそが人格形成につながる(3)■~組織は道具~

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 おはようございます。 未明の高知、 月がおぼろげに薄い雲に覆われています。 日中は晴れ間もありそうですが、 気温は30度に届かない様です。 やっと秋到来でしょうか。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『経営者の条件』から 上田さんは、 問題は成果をあげたいにもかかわらず、 成果をあげられない仕組みの場所に 置かれた者である、 とした。 そして、 自己啓発は 人格形成につながるかとの 問い掛けに対して、 おそらくあらゆる自己啓発が 人格形成につながるはずである、 と続ける。 しかし、まじめに仕事に取り組んでいるとき、 成果につながっていないのではないか との疑いが頭をもたげたら......。 人が組織を育て、 組織が人を育て、 そのようにして、 組織は社会にとっての道具、 個人にとっての道具としての役割を果たす。 「とするならば、  年金問題を引き起こした  かの社会保険庁においては、  何が、いつ、いかに起こったのか。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 3自らを動機づけ、生産性を高める)

■自己啓発こそが人格形成につながる(2)■~問題は成果をあげられない仕組~

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 おはようございます。 曇り空の高知の朝です。 今日は一日曇り、 いくらか涼しくなるかも しれないですね。 日曜日、良い休日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『経営者の条件』から 上田さんは、 成果に向けて働くとき、 人は組織全体の成果水準を高めるが、 『組織は人なり』とは、 そのような意味である、 とした。 そして自己啓発が、 一人ひとりの人間と、 彼らとともに働くあらゆる 人間の目標水準を上げるのだ、 と続ける。 さらにこうして、 自己啓発が全員の人格形成につながるが、 『組織は人なり』という ドラッカーのこの短い言葉には、 さりげなく恐ろしい言葉 「成果をあげる者にとっては」が 枕になっているとする。 「『成果をあげたくない者』のことは  脇に置いておく。  問題は成果をあげたいにもかかわらず、  成果をあげられない仕組みの場所に  置かれた者である。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 3自らを動機づけ、生産性を高める)

■自己啓発こそが人格形成につながる(1)■~『組織は人なり』~

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 おはようございます。 未明の高知はまだ夜、 朝が随分と遅くなりました。 今日は曇りでも真夏日、 蒸し暑くなりそうです。 土曜日、良い週末をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『経営者の条件』から ドラッカーは、 成果をあげる者にとっては、 自己啓発が人格形成につながる、 とする。 上田さんは、 一人ひとりの人間の自己啓発が、 企業、公的機関、病院などの 組織の仕事ぶりと発展にとって、 中心的な意味を持ち、 それこそが組織が 成果をあげるための道である、 と続ける。 そして、 組織の風土が継続学習を、 当然のものとするようになるからである、 とする。 「成果に向けて働くとき、  人は組織全体の成果水準を高める。  『組織は人なり』とは、  そのような意味である。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 3自らを動機づけ、生産性を高める)