■第13章 少子高齡化 (6)■~集団自殺しつつある先進国~
おはようございます。 薄曇りの高知、 随分涼しい朝です。 台風、秋雨前線の影響もあまりなく、 今日は雨は降らなそうです。 でも気温は上がり真夏日予報です。 土曜日、良い週末をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『P・F・ドラッカー経営論集』 ドラッカーは、 年齢による退職を禁止した場合には、 身体的・知的能力の低下を判断し、 退職させるための客観的な基準が必要となるが、 誰がその基準を定めて 実施にあたるのだろうかと問うた。 そして、 先進国は今、 人口を維持しうるだけの 赤ん坊を生んでおらず、 集団自殺しつつあるとする。 ドラッカーは、 高齢者のケアに必要なコストは 自らコントロールできず、 絶対に削ることができないため、 結果として若者世代が自分たちの 手元に残った限られた予算で 生活を成り立たせるために、 「コントロール可能なコスト=子供を持つこと」を 削らざるを得なくなっているという、 非常に構造的で冷徹なコスト分配の問題を突く。 「理由は簡単である。 若い人たちが、 増大する高年者人口を 扶養しきれなくなったからである。 重荷に耐えるには、 高年者の対極にある子供を減らすしかない。」 (『歴史の哲学』 第13章 少子高齡化 )