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■第8章 イノベーションの機会(6)■~変化によって破壊させられる~

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 おはようございます。 高知の朝、 北の青空に丸い月が浮かんでます。 冷え込みが日増しに厳しくなってきました。 来週は一時緩みそうですね。 土曜日、良い週末をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『創造する経営者』 ドラッカーは、 潜在機会の発見と その実現は、 確立されたものの 破壊を意味するがゆえに、 内部の抵抗を受けるとした。 そして、 企業や産業にとっての脅威はすべて、 市場、顧客、知識などの環境の 変化を予告するとする。 「既存のもの、伝統的なもの、   確立されたものに固執するならば、   あるいは他のいかなることも   不可能であると断定するならば、   結局は変化によって   破壊させられることになる。」 (『変革の哲学』 第8章 イノベーションの機会)

■第8章 イノベーションの機会(5)■~機会の発見に伴う心理的な困難~

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 おはようございます。 未明の高知、 北東の寒空に、 大きな月が低く浮かんでます。 今日も一日晴れそうです。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『創造する経営者』 ドラッカーは、 事業の機会を発見するためには、 ちょっとした工夫が有効で、 問題を列挙した これまでの月例報告の 第一ページの前に、 新しい第一ページを加えることだとした。 そして、 潜在機会の発見と その実現には、 心理的な困難が伴うとする。 「確立されたものの  破壊を意味するがゆえに、  内部の抵抗を受ける。  それはしばしば、  その組織が最も誇りにしてきた能力の  放棄を意味する。」 (『変革の哲学』 第8章 イノベーションの機会)

■第8章 イノベーションの機会(4)■~機会を検討するための工夫~

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 おはようございます。 快晴の高知の朝、 まぶしい陽が射し込んできます。 今朝は冷え込みました、 今季一番の寒気到来、の様です。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『明日を支配するもの』 ドラッカーは、 事業の機会を体系的に発見し、 それを開拓する企業だけが 繁栄し成長するとした。 そして、 機会を検討するためには ちょっとした工夫でよく、 問題を列挙した これまでの月例報告の 第一ページの前に、 新しい第一ページを加えることだ とする。 「売上げにせよ利益にせよ、  予想以上に成果があがったことを列挙する。  そして、問題の検討に投じていたのと  同じだけの時間で、  新しい機会の検討に割く。」 (『変革の哲学』 第8章 イノベーションの機会)

■第8章 イノベーションの機会(3)■~運では事業はつくれない~

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 おはようございます。 未明の高知、 今日も天頂に沢山の星が輝いています。 今日は日中は晴れ、 夜には少し雲が出そうです。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『創造する経営者』 ドラッカーは、 イノベーションの機会は、 暴風雨のようにではなく、 そよ風のようにやって来るとした。 そして、 幸運、チャンス、災難が、 事業に影響を与えるが、 運だけでは事業はつくれないとする。 「事業の機会を体系的に発見し、  それを開拓する企業だけが繁栄し成長する。」 (『変革の哲学』 第8章 イノベーションの機会)

■第8章 イノベーションの機会(2)■~イノベーションの機会~

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 おはようございます。 未明の高知。 東の空に赤いグラデーション、 今日も晴れそうです。 日中は20度超え、 明日からはぐっと下がりそうです。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『イノベーションと企業家精神』 今日から「第8章 イノベーションの機会」 ドラッカーは、 イノベーションは、 どこまでその機会を分析し、 的を絞り、 利用したかによって決まるとした。 そして、 イノベーション機会の訪れについて語る。 「イノベーションの機会は、  暴風雨のようにではなく、  そよ風のようにやって来る。」 (『変革の哲学』 第8章 イノベーションの機会)

■第8章 イノベーションの機会(1)■~どこまでリスクを明らかにできるか~

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 おはようございます。 未明の高知、 満天に小さな星が輝いています。 午後には少し曇りますが、 概ね晴れの一日になりそうです。 今日から12月、 あっという間の一年です。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『イノベーションと企業家精神』 今日から「第8章 イノベーションの機会」 ドラッカーはこの章で、 イノベーションのリスク度合いと その機会の利用について語る。 ドラッカーは、 イノベーションは、 どこまでリスクを明らかにし 小さくできるかによって、 成功の度合いが決まるとし、 さらに続ける。 「どこまでイノベーションの機会を分析し、  的を絞り、  利用したかによって決まる。」 (『変革の哲学』 第8章 イノベーションの機会)

■第7章 イノベーションのリスク(9)■~負わないことによるリスク~

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 おはようございます。 まぶしい日の出、 快晴の高知です。 明日から、はや師走。 何かと気忙しくなりますね。 体調に気を付けて一年を締めくくりましょう。 日曜日、良い休日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『創造する経営者』 ドラッカーは、 全身作用の新薬の開発には、 治療ではなく殺人のリスクがあるが、 それは、製薬にたずさわるには 負うべきリスクである、 とした。 そして、 負わないことによるリスクの典型的例は、 革新的な機会に伴うものだが、 その古典的な例が、 第二次大戦後のG E の 原子力発電への進出だったとする。 「G E は、原子力を経済的な  電力源にできる可能性は低いと見ていた。  しかし発電機メーカーとしては、  万一実用化されたとき  取り残されるというリスクを  負うわけにはいかなかった。」 (『変革の哲学』 第7章 イノベーションのリスク)