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■第13章 少子高齡化 (12)■~老齢保険たる年金基金~

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 おはようございます。 薄曇りの高知の朝です。 深夜から明け方は肌寒く、 タオルケットが要りました。 今日は一日曇り、 昼頃には俄か雨がありそうです。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ポスト資本主義社会』 ドラッカーは、 年金基金の資金は、 実のところ繰延べ賃金であり、 退職した人たちに対し、 賃金に相当するものを支払うために 積み立てられているにすぎないとした。 そして先進国では、 45歳以上の者のほとんどにとって、 年金基金の受給権こそ最大の資産であるとする。 さらに、 19世紀の生命保険は、 実のところ死亡保険だったが、 これに対し、 年金基金は老齢保険であると続ける。 年金基金は、 ほとんどの人間が労働年齢を はるかに超えて長生きすることが 当然となった社会では、 不可欠の機関である。 「年金基金の収奪からの保護こそ、  政策と法律を策定する者にとっての  重大な課題である。」 (『歴史の哲学』 第13章 少子高齡化 ) 

■第13章 少子高齡化 (11)■~繰延べ賃金にすぎない~

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 おはようございます。 薄曇りの高知の朝です。 秋の風が入って、 ぐっと涼しいゴミ出しでした。 昼頃からは雨が降りそうです。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ポスト資本主義社会』 ドラッカーは、 アメリカの従業員は、 資本の所有者および供給者、 資本市場の支配者となりつつあり、 それはマルクス経済学にいう 「価値の源泉たる労働者が生産活動の成果を手にする」 という意味において、 真の社会主義の最終段階に達したのだとした。 しかし、 年金基金の資金は、 いかなる資本の定義にも該当しないとする。 それは、 用語だけの問題ではなく、 年金基金の資金は、 実のところ繰延べ賃金である。 「退職した人たちに対し、  賃金に相当するものを支払うために  積み立てられているにすぎない。」 (『歴史の哲学』 第13章 少子高齡化 ) 

■第13章 少子高齡化 (10)■~企業年金が実現させた真の社会主義~

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 おはようございます。 未明に雷鳴が轟いた高知です。 大分雨も落ち着いてきました。 この降水帯は北上してますので、 昨日大雨の降った東海地域では さらに警戒が必要です。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『見えざる革命』 ドラッカーは、 文化や宗教の異なる国からの大量移民ほど、 危険な問題はなく、 定年が早く、 労働市場が硬直的であり、 しかも大量移民を経験したことがない 日本において最も深刻だとした。 アメリカの従業員は、 賃金に加えて、 年金基金を通じ 産業の所有者としての 利益を手にするとする。 彼らは、 資本の所有者および供給者、 資本市場の支配者となりつつある。 「アメリカだけが、  マルクス経済学にいう  「価値の源泉たる労働者が生産活動の成果を手にする」  という意味において、  真の社会主義の最終段階に達した。」 (『歴史の哲学』 第13章 少子高齡化 ) 

■第13章 少子高齡化 (9)■~大量移民という危険な問題~

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 おはようございます。 小雨が降る高知の朝、 今日は一日降り続きそうです。 南関東も収まってきているようですね。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『明日を支配するもの』 ドラッカーは、 先進国のすべてと 中国、ブラジルが、 人口維持に必要な出生率を下回ったが、 このことは、 すべての先進国において、 外国人労働者と移民の受け入れが、 国論を二分する問題になることを意味するとした。 そして、 人口が減少する豊かな先進国のすぐ隣に、 人口が増加する貧しい途上国があるという 地政学要因の中で 人の流れの圧力に抗することは、 引力の法則に抗することに 似ているとする。 それでいながら大量移民、 とくに文化や宗教の異なる国からの大量移民ほど、 危険な問題はない。 「最も深刻なのが日本である。  定年が早く、  労働市場が硬直的であり、  しかも大量移民を経験したことがない。」 (『歴史の哲学』 第13章 少子高齡化 ) 

■第13章 少子高齡化 (8)■~国論を二分する問題~

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 おはようございます。 天頂に三日月が淡い輪郭を伴って浮かぶ 高知の朝です。 千葉、伊豆等の関東南部をまた 豪雨が襲っています。 続いてますが、十分な警戒をして下さい。 月曜日、今週も一週間よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ネクスト・ソサエティ』 ドラッカーは、 出生率の回復はありえなくはないが、 アメリカのベビーブーム時の 3.0の水準に急上昇したとしても、 それらの赤ん坊が教育を受け、 生産力をもつ成人に育つには、 25年を要するとした。 そして、 若年人口の急減は、 ローマ帝国崩壊時以来というだけでも 重大な意味をもつとする。 すでに先進国のすべてと 中国、ブラジルが、 人口維持に必要な出生率2.2を下回った。 「このことは、  すべての先進国において、  外国人労働者と移民の受け入れが、  国論を二分する問題になることを意味する。」 (『歴史の哲学』 第13章 少子高齡化 ) 

■第13章 少子高齡化 (7)■~たとえ出生率が急上昇しても~

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 おはようございます。 薄曇りの高知の朝です。 今日はこれから雨、 明日まで続きそうです。 真夏日にはならなそうです。 いくらか過ごし易くなりそうです。 日曜日、良い休日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『P・F・ドラッカー経営論集』 ドラッカーは、 若い人たちが、 増大する高年者人口を 扶養するという重荷に耐えるには、 高年者の対極にある子供を 減らすしかないのだとした。 そして、 出生率の回復はありえなくはないが、 今日のところ、 先進国でベビーブームが 再現する兆しはないとする。 「しかも、  一夜にして50年前のアメリカのベビーブーム時の  3.0の水準に急上昇したとしても、  それらの赤ん坊が教育を受け、  生産力をもつ成人に育つには、  25年を要する。」 (『歴史の哲学』 第13章 少子高齡化 ) 

■第13章 少子高齡化 (6)■~集団自殺しつつある先進国~

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 おはようございます。 薄曇りの高知、 随分涼しい朝です。 台風、秋雨前線の影響もあまりなく、 今日は雨は降らなそうです。 でも気温は上がり真夏日予報です。 土曜日、良い週末をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『P・F・ドラッカー経営論集』 ドラッカーは、 年齢による退職を禁止した場合には、 身体的・知的能力の低下を判断し、 退職させるための客観的な基準が必要となるが、 誰がその基準を定めて 実施にあたるのだろうかと問うた。 そして、 先進国は今、 人口を維持しうるだけの 赤ん坊を生んでおらず、 集団自殺しつつあるとする。 ドラッカーは、 高齢者のケアに必要なコストは 自らコントロールできず、 絶対に削ることができないため、 結果として若者世代が自分たちの 手元に残った限られた予算で 生活を成り立たせるために、 「コントロール可能なコスト=子供を持つこと」を 削らざるを得なくなっているという、 非常に構造的で冷徹なコスト分配の問題を突く。 「理由は簡単である。  若い人たちが、  増大する高年者人口を  扶養しきれなくなったからである。  重荷に耐えるには、  高年者の対極にある子供を減らすしかない。」 (『歴史の哲学』 第13章 少子高齡化 )