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■第13章 少子高齡化 (16)■~強力な政治勢力が形成される~

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 おはようございます。 薄曇りの高知の朝です。 昼過ぎから雨、 明日まで続きそうです。 気温はぎりぎり夏日の様です。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『見えざる革命』 ドラッカーは、 高齢化社会では、 失業に代わってインフレが、 現代社会に特有の 最も危険な病としての 地位に座るとした。 そしてインフレは、 年金に頼る退職者にとって 最大の脅威であると共に、 50歳を過ぎた従業員にとっても、 将来の年金の購買力が低下することは 重大な脅威であるとする。 この二つの世代を合わせると、 現在すでに成人人口のほぼ半分に達し、 やがて確実に過半を占めるが、 彼らは、年金基金社会主義の発展の結果として、 インフレに対し、 かつてない重大な利害を有する。 「共通の利害を有するこの種の利害当事者は、  アメリカの政治体制にあっては  一大利害集団であって、  強力な政治勢力となる。」 (『歴史の哲学』 第13章 少子高齡化 ) 

■第13章 少子高齡化 (15)■~インフレが最も危険な病となる~

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 おはようございます。 薄曇りの高知の朝です。 蒸し暑いです。 ゴミ出しに行って来たら 小汗をかきました。 今日は曇り時々雨、 蒸し暑い一日になりそうです。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『見えざる革命』 ドラッカーは、 問題は就業者の疑似貯蓄によって、 消費をまかなわれる退職者が、 増加の一途をたどる結果、 年金給付の総額が増加し、 いわば逆貯蓄ともいうべき現象が 進行するのだとした。 そして大恐慌以来、 失業は、 現代社会に特有の 最も危険な病とされてきたとする。 「高齢化社会では、  失業に代わってインフレが、  現代社会に特有の最も危険な病としての地位に座る。」 (『歴史の哲学』 第13章 少子高齡化 ) 

■第13章 少子高齡化 (14)■~逆貯蓄が進行する~

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 おはようございます。 久しぶりに青空が覗く高知の朝です。 さわやかな風が入ってきます。 これから曇ったり、降ったりして、 真夏の蒸し暑さに戻りそうです。 日曜日、良い休日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『見えざる革命』 ドラッカーは、 資本市場における意思決定権が、 過去に投資する者の手に移ったことにより、 これから成長しようとする 新しく小さな若い事業を 餓死させる危険があるとした。 そして問題は、 就業者の疑似貯蓄によって 消費をまかなわれる退職者は、 増加の一途をたどることだとする。 その結果、 年金給付の総額が増加し、 いわば逆貯蓄ともいうべき現象が進行する。 「この逆貯蓄を埋めるための資本形成の方法について、  真剣に検討されたことはまだない。」 (『歴史の哲学』 第13章 少子高齡化 ) 

■第13章 少子高齡化 (13)■~過去に投資する者~

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 おはようございます。 薄曇りの高知の朝です。 油断してエアコンなしで寝ていたら 汗かいて目が覚めました。 朝になると涼しいですね。 今日は昼まで雨の様です。 土曜日、良い週末をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『見えざる革命』 ドラッカーは、 年金基金の収奪からの保護こそ、 政策と法律を策定する者にとっての 重大な課題であるとした。 そして問題は、 資本市場における意思決定権が、 企業家すなわち未来に投資する者の手から、 受託者としての資産管理者、 すなわち慎重の原則に従い 過去に投資する者の手に 移ったことにあるとする。 「そこには、  これから成長しようとする  新しく小さな若い事業を  餓死させる危険がある。」 (『歴史の哲学』 第13章 少子高齡化 ) 

■第13章 少子高齡化 (12)■~老齢保険たる年金基金~

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 おはようございます。 薄曇りの高知の朝です。 深夜から明け方は肌寒く、 タオルケットが要りました。 今日は一日曇り、 昼頃には俄か雨がありそうです。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ポスト資本主義社会』 ドラッカーは、 年金基金の資金は、 実のところ繰延べ賃金であり、 退職した人たちに対し、 賃金に相当するものを支払うために 積み立てられているにすぎないとした。 そして先進国では、 45歳以上の者のほとんどにとって、 年金基金の受給権こそ最大の資産であるとする。 さらに、 19世紀の生命保険は、 実のところ死亡保険だったが、 これに対し、 年金基金は老齢保険であると続ける。 年金基金は、 ほとんどの人間が労働年齢を はるかに超えて長生きすることが 当然となった社会では、 不可欠の機関である。 「年金基金の収奪からの保護こそ、  政策と法律を策定する者にとっての  重大な課題である。」 (『歴史の哲学』 第13章 少子高齡化 ) 

■第13章 少子高齡化 (11)■~繰延べ賃金にすぎない~

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 おはようございます。 薄曇りの高知の朝です。 秋の風が入って、 ぐっと涼しいゴミ出しでした。 昼頃からは雨が降りそうです。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ポスト資本主義社会』 ドラッカーは、 アメリカの従業員は、 資本の所有者および供給者、 資本市場の支配者となりつつあり、 それはマルクス経済学にいう 「価値の源泉たる労働者が生産活動の成果を手にする」 という意味において、 真の社会主義の最終段階に達したのだとした。 しかし、 年金基金の資金は、 いかなる資本の定義にも該当しないとする。 それは、 用語だけの問題ではなく、 年金基金の資金は、 実のところ繰延べ賃金である。 「退職した人たちに対し、  賃金に相当するものを支払うために  積み立てられているにすぎない。」 (『歴史の哲学』 第13章 少子高齡化 ) 

■第13章 少子高齡化 (10)■~企業年金が実現させた真の社会主義~

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 おはようございます。 未明に雷鳴が轟いた高知です。 大分雨も落ち着いてきました。 この降水帯は北上してますので、 昨日大雨の降った東海地域では さらに警戒が必要です。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『見えざる革命』 ドラッカーは、 文化や宗教の異なる国からの大量移民ほど、 危険な問題はなく、 定年が早く、 労働市場が硬直的であり、 しかも大量移民を経験したことがない 日本において最も深刻だとした。 アメリカの従業員は、 賃金に加えて、 年金基金を通じ 産業の所有者としての 利益を手にするとする。 彼らは、 資本の所有者および供給者、 資本市場の支配者となりつつある。 「アメリカだけが、  マルクス経済学にいう  「価値の源泉たる労働者が生産活動の成果を手にする」  という意味において、  真の社会主義の最終段階に達した。」 (『歴史の哲学』 第13章 少子高齡化 )