■第12章 経済開発 (4)■~先進国入りした国が一つもない~
おはようございます。 快晴の高知の朝、 既にまぶしい陽が射してます。 日中は晴れ、まだまだ真夏の一日、 熱中症には十分警戒を。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『断絶の時代』 ドラッカーは、 もたらされる情報は、 人魚や一角獣の話と同じように、 旅行記の一つとして片づけられたが、 今日では、 他の国の生活はテレビで直接に実体験され、 それは、一つのコミュニティの内部における 格差であるとした。 世界中で「自由貿易」や「経済援助」が進めば、 途上国も豊かになり、 世界全体が平等になっていくと期待されていたが、 現実は、先進国だけが技術や資本を独占して さらに豊かになり、 途上国との格差が固定化・拡大してきた。 ドラッカーは、 この「いくら努力しても追いつけない構造」こそが、 途上国側に絶望や羨望を生み、 将来的な世界秩序を揺るがす 国際的な対立の最大の火種になると警告する。 「第一次大戦後から今日まで、 50年以上にわたって、 先進国入りした国が一つもないという事実が、 グローバル経済における 最大の社会的、政治的問題である。」 (『歴史の哲学』 第12章 経済開発 )