∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 組織に属すことを止めた理由 ■

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「ことに「やってはいけないこと」には、すぐに気づくことができます。

たとえば私は、70年間にわたって部下を持ったことがありませんが、

それは20代の半ばに自分が部下を持つことに向いていないと

気づいたからです。

端的に言えば、「デキない部下」を持つことに我慢ができないことがその理由で、

人を管理し、マネージしていくことが下手だと認識できたために、

早くから組織に属して働くことを止めたのです。

組織の中にいれば、好むと好まざるとにかかわらず、人を管理せざるを得なくなりますから。」

~「ドラッカーの遺言」

自分自身の過去のキャリアの中から強み、弱みを探り出せとドラッカーは言います。

その中で、ドラッカー自身のことを例えた言葉ですが、

意外にも、ドラッカーの弱みは人のマネジメントだったんですね。

「デキない部下」をデキる部下に変えるという

時間のロスがまさに”弱みを一流にする努力をするな”ですね。

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