■三人によって創設■~マックス・カンターは胡散臭い~
おはようございます。 どんよりとした雲がかかる、 川崎の朝です。 今日は曇り、 気温は高くはならないようですが、 湿気の多い一日になりそうです。 明日から7月、 今日で上半期も終わりですね。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 フリードバーグ商会は マックス・カンター、 オットー・ベルンハイム、 アーネスト・フリードバーグの 三人によって創設された、 とした。 そして、その一人マックス・カンターは すぐに辞めたが、 彼には何かしら胡散臭いところがあった、 と続ける。 彼はたまに商会に現れては フリードバーグから 金を借りていたが、 返しに来ることはなく、 色男のつもりで、 黒い毛のかつらをつけ、 口ひげを黒く染め、 白内障で目がよく見えず、 女の子のお尻のつもりで 椅子の背をなでたりしていた、 とする。 「オットー・ベルンハイムは まだ五〇代だったが、 卒中で倒れたことがあり、 一週間に一度、二、三時間顔を出すだけだった。 ほとんどの時間黙って座っていた。」 (Ⅱヨーロッパ人々 10章 マーチャント・バンクの世界)