■小さなプレゼントの運搬■~海峡では荷役作業まで~

 おはようございます。


まぶしい陽射しの川崎の朝です。

今日は一日晴れ、

明日からは梅雨空に舞い戻り。


うっとおしい時節、

今日は外歩きが良さそうですね。


土曜日、良い週末をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

父から、友人の一人に

小さなプレゼントとして、

身の丈近くの大きさの

鳩時計をロンドンまで

届けてもらえないかと頼まれた。



そして、

汽車が混んでいたために、

乗降客が通れるように、

駅に停まる都度、

その大きな鳩時計を

動かさなければならなかった、

と続ける。



またさらにパリでは、

駅から駅へ引きずって

いかなければならなかったし、

海峡では荷役作業までさせられ、

ようやくビクトリア駅にたどり着き、

その小さなプレゼントの

受取人であるリチャード・モーゼルに

朝の10時頃電話をかけると、

彼は次のとおり言った。






「それでは、


 そのままタクシーに乗って


 届けてくれませんか。


 改めて届けてもらうとなると


 大変でしょうから」、



(Ⅱヨーロッパ人々 10章 マーチャント・バンクの世界)

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