■共産主義は失敗だったと書いた。■~屋根の上から大声を出す~
おはようございます。
今にも雨が降ってきそうな川崎の朝です。
これから雨、明日は一旦小康状態、
しかし来週は梅雨らしい一週間になりそうです。
土曜日、良い週末をお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ノエルは、
ドラッカー処女作『「経済人」の終わり』の
序文を書くことによって、
共産主義と堂々と手を切れると思う、
と言った。
ドラッカーは、
それは控えめなやり方であり、
人の本への序文では、
屋根の上から大声を出すのとは
大いに違うが、
明確な意思表示であることに
変わりはなかった、
と続ける。
その序文のなかで、
ノエルははっきりと、
共産主義は失敗だったと書いた。
「数か月後に本が出版され、
とくに彼が予想した通り評判になると、
彼の共産主義との決別も
世の知るところとなった。
同時に、共産主義者は彼を
正面切って攻撃し始めた。」
(Ⅱヨーロッパ人々 9章 反体制運動家ブレイスフォードの挫折)
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