■独ソ不可侵条約の締結■~ ファシストの手先ブレイスフォード~
おはようございます。
薄曇りの川崎の朝です。
今日は少し晴れ間ももありそうですが、
梅雨ですのでね。。
昨日はアワクチン初回接種、
痛みもなく、
息子から贈られた桜肉の刺身も
適度なお酒でおいしくいただきました。
過度な飲酒は副反応を招くのでしょうかね。
日曜日、良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ノエル・ブレイスフォードは
ドラッカーの処女作
『「経済人」の終わり』の序文で、
はっきりと共産主義は失敗だった
と書いた結果、
彼の共産主義との決別も
世の知るところとなると同時に、
共産主義者は彼を
正面切って攻撃し始めた。
そしてその頃には
スターリンは、
ヒトラーとの独ソ不可侵条約を結び、
さらに、西側に対する
ヒトラーの戦いを支援し、
戦力をそぎ、
アメリカの参戦を阻止しようとしていた。
ドラッカーは、
ブレイスフォードは、
アメリカの左翼知識人に
影響力があったため、
彼は共産主義の敵として
非難中傷の的になったが、
ブレイスフォードの
古くからの友人で、
アメリカの代表的なリベラルの雑誌
『ニュー・リパブリック』の編集者
ブルース・ブリベンが後日
話してくれたところによると
次のとおりであった、
とする。
「軍国主義者、裏切り者、
ファシストの手先ブレイスフォードに
書かせるなとの圧力ほど
強力なものを経験したことは、
後にも先にも一度もなかった。」
(Ⅱヨーロッパ人々 9章 反体制運動家ブレイスフォードの挫折)
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