■良心を眠らせておくこと■~モスクワの二枚舌や恐怖政治~
おはようございます。
明るい日が差しています。
今日は昨日以上の暑さ、
真夏日予報です。
水分補給に注意が必要です。
火曜日今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
マイスキーは、
多数派のメンシェビキに属し、
1917年の総選挙で圧倒的な勝利を収め、
連立政権の一員となっていたが、
ボルシェビキの蜂起によって倒された、
とした。
そして彼は、
メンシェビキの
リーダーのほとんどが
処刑されるか収容所に消えていった中で、
ブレイスフォードを始めとする
イギリスの社会主義者による、
レーニンおよびトロツキーへの
取りなしによって、
辛うじて生き延びたとのことだった。
やがてマイスキーは、
レーニン後の党内抗争において、
すべてをスターリンに
かけることによって階段を昇り詰め、
ついには在イギリスソ連大使の地位まで
得たのだった。
「そしてその任務の一つが、
ノエル・ブレイスフォードの良心を
眠らせておくことだったのである。
彼は、週に一度はノエルと懇談し、
内部情報なるものを流し、助言を求めた。
ブレイスフォードがモスクワの二枚舌や
恐怖政治に動揺する都度、
マイスキーは否定し、ナチスの宣伝と片付けた。、」
(Ⅱヨーロッパ人々 9章 反体制運動家ブレイスフォードの挫折)
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