■ノエル・ブレイスフォードの不運■~自らの近況は話さない~
おはようございます。
曇り空の川崎の朝です。
未明まで時折雷鳴が響いてましたね。
今日も梅雨の一日、
雷雨の予報も出てますので、
気を付けて下さい。
水曜日、
今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
この公的な不面目に加え、
クレアが彼のもとを去るという
私的な不運がノエルを襲った、
とした。
そして、三月の寒風が吹きすさぶ中、
ドラッカーを迎えた
ノエル・ブレイスフォードは、
そのような絶望の只中にあった、
と続ける。
しかしドラッカーには、
いつものように優しく
心遣いをし、
かつてのように、
小さいが心温まる楽しみも
用意していてくれた、
とする。
「それは、氷の残る小川の土手に
芽を出した猫やなぎだった。
彼は、自らの近況については
話そうとしなかった。
私に、妻のことや、私自身のことや、
私の関心について話してくれと言った。」
(Ⅱヨーロッパ人々 9章 反体制運動家ブレイスフォードの挫折)
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