■非共産主義左翼の弱体化■~民主中道左派への攻撃~
おはようございます。
明るい陽が射し始めた
川崎の朝です。
今日から6月、
波乱の2021年も
折り返しとなりますね。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
初めてブレイスフォードに会った頃には、
すでに彼はスターリンに疑いの念をもっており、
しかもその疑いは増大する一方だった、
とした。
そして、
スターリンは、
ブレイスフォードの
左翼人民戦線のスローガンを多用したが、
スターリンとその共産党が、
そのスローガンを
ブレイスフォードと
同じ意味で使っているのでないことは
明らかだった、
と続ける。
彼らにとってそれは、
非共産主義のパートナーを
完全服従させての共産党独裁を意味し、
ナチズムとの闘いよりも、
非共産主義の左翼の弱体化のほうが
はるかに重要なことが
日々明らかになっていった、
とする。
「ブレイスフォード自身、
ドイツでヒトラーに
政権をもたらしたものが、
モスクワの指示による
ドイツ共産党の
民主中道左派への攻撃だったことを
知っていた。」
(Ⅱヨーロッパ人々 9章 反体制運動家ブレイスフォードの挫折)
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