■5フィートほどの鳩時計■~当てのない職探し~

 おはようございます。


雲がびっしりと空を覆う、

川崎の朝です。

まだ雨は降ってはいないようですが、

雷雨の可能性もありそうですね。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。

----------------------



∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



今日から「10章 マーチャント・バンクの世界」。


ドラッカーは、

自分自身が今日あるのは、

身の丈近くの大きさの

鳩時計のおかげである、

とする。



そして、

1933年から34年にかけての冬、

ドラッカーはウィーンの実家で

クリスマスを過ごし、

そのままずるずると

時を送っていた、

と続ける。



ドラッカーが、

ようやく腰を上げ、

ロンドンに戻って

当てのない職探しをしようと

決心のついたとき、

父から、友人の一人が、

ロンドンで働いている子息のために

小さなプレゼントを贈りたっがているので、

それを届けてもらえないかと頼まれた。






「その小さなプレゼントが、


 私の力では持ち上げることも


 容易ではなかった


 五フィートほどの鳩時計だった。」



(Ⅱヨーロッパ人々 10章 マーチャント・バンクの世界)

コメント

このブログの人気の投稿

■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~