■君は必要ない■~ソ連に力を貸そうと決心~
おはようございます。
薄い雲がかかってますが、
明るい陽が射し始めた
川崎の朝です。
天気は段々と下り坂、
雨が降る可能性もあります。
この時期やはり傘が必要ですね。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ノエルにとってアメリカへの旅は
散々なものとなった、
とした。
しかし国では、
もっとひどい仕打ちが待っていた、
と続ける。
彼は帰りの船中、
それまでの丸々二年間の
共産主義者の仕打ちを水に流し、
ヒトラーに対する
連戦連敗という苦難にある
ソ連に力を貸そうと決心し、
ロンドンに着くや、
マイスキーに面会を求めた。
マイスキーは彼を三時間待たせ、
ようやく部屋に通されたが、
それまで25年間にわたって
マイスキーから
「ノエル」と呼ばれていたにも関わらづ、
この時は「ブレイスフォード」と呼ばれた。
ドラッカーは、
ブレイスフォードからの手紙によれば、
マイスキーは次のとおり言った、
とする。
「ブレイスフォード、
もうここには来ないでくれ。
来ても会うつもりはない。
われわれにはもう君は必要ない」
(Ⅱヨーロッパ人々 9章 反体制運動家ブレイスフォードの挫折)
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