■アメリカの社会的病い■~完全な錯覚、危険な錯覚~

おはようございます。

快晴の川崎の朝、
気持ちの良い青空が広がってます。

桜もピークを過ぎた感がありますが、
花の散りざまもまた風情、
杯片手に愛でましょう。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、知りながら害をなすということは、
プロの倫理にはなはだしく反する、
とした。

そして、似た問題の例として、
アメリカ企業の事例をあげる。

工場マネジャーと機械オペレーターとの
所得格差は縮小しつつあるが、
一般社会は格差が増大しつつあるとの
印象を受けている。

ドラッカーは、これは、危険な錯覚であり、
あらゆるものを腐らせる力を持つ、
とする。


「ともに生き、ともに働くべき

 異なるグループ間の人間の信頼関係を破壊する。

 やがて誰も得をせず、

 社会、経済、マネジメント自身に対して

 害を与える政治的な措置がとられるだけである。」

                  
~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第4章 社会的責任 19 プロフェッショナルの倫理-知りながら害をなすな






















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