■最大の無責任とはなにか■~リーダー的地位にあるもの~

おはようございます。

快晴の川崎の朝、
昨日の暖かさで桜も一気に咲きましたね。
今週も概ね晴天で、
桜の一週間になりそうですね

----------------------











∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
企業のマネジメントは、
社会の問題に対しての要求が
組織の能力以上のものであるときには
抵抗しなければならないとした。

そしてさらに、
責任が不当な権限を意味するときにも
抵抗しなければならないとする。

しかし、問題がきわめて重大な場合について、
企業は関心を払わないことは許されない。
組織社会においては、
企業のマネジメントこそ、
リーダー的な地位にあるからである。

先進社会は、全体主義社会として
機能することはできないため、
社会的課題のほとんどが、
自立したマネジメントを持つ
組織によって対応される。

そのようにして社会的な
課題が果たされて、
初めて先進社会が生まれるのだ。


「組織が果たすべき最大の貢献、

 すなわち最大の社会的責任とは、

 自らに特有の機能を果たすことである。

 したがって最大の無責任とは、

 能力を超えた課題に取り組み、

 あるいは社会的責任の名のもとに

 他から権限を奪うことによって、

 自らに特有の機能を遂行するための能力を

 損なうことである。」

                  
~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第4章 社会的責任 17 社会的責任の限界」





















コメント

このブログの人気の投稿

■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~