■どんなに自分勝手なこと■~ファーカーソンさんはプロ~

 おはようございます。


高知の夜明、

東の空があかねに染まってます。


秋分の日、よく晴れて日中は真夏日、

水分補給にも気を付けたほうが良いようです。



木曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




マーシャは、

ウラジミールのことで

相談する相手ができた上に、

どうウラジミールを

喜ばせたらよいかも

教われるようになるわけね、

と言った。



対して、

リチャード・モーゼルは、

しかし、マーシャは

ウラジミールのそばに来る女の人には、

いつも焼きもちを

焼いていたではないですか、

と応えた。



するとマーシャは、

マリオン・ファーカーソンさんは

プロなので別ですもの、

と言った。



マーシャが帰った後、

ウラジミールは部屋の片隅で

頭を抱えて文字通り唸っていたが、

フリードバーグが

ロバートに次のとおり言った。




「これで、マリオン・ファーカーソンを


 ウラジミールのものにしないことが、


 どんなに自分勝手なことかよくわかったろう」






(Ⅱヨーロッパ人々 11章 フリードバーグ商会の愛人)

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