■アメリカを報道すべき特派員■~土壇場になって没~

 おはようございます。


未明の須崎、

雲が空を覆っているようで、

真っ暗です。


今日は一時雨、

涼しくなりそうです。


月曜日、今週もよろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




1930年創刊の『フォーチュン』は、

アメリカの経済ニュースと

企業報道のスタイルを一新していたが、

とくにその会社ストーリーは、

調査報道の先駆けとなるものだった。



そして、

そのグラフィックスと広告は、

モダンな視覚をアメリカ文化に

持ち込んでいた、

とする。



一方、写真誌の『ライフ』は、

ドラッカーがアメリカに到着する

数か月前に創刊していたが、

すでにアメリカの

ジャーナリズム史上最大ともいうべき

成功を収めていた。



ドラッカーは、

アメリカを報道すべき特派員として、

これらの雑誌について

イギリスの新聞に記事を書くことにし、

そのためかなりの取材をした、

とする。






「ところがこの企画は、


 土壇場になって、


 マスコミは他のマスコミのことは


 報道しないという


 昔からのしきたりに従おうとする


 イギリスの新聞の編集者たちによって


 没にされてしまった。」






(Ⅲ アメリカの日々  12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

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