■雑誌王からのスカウト話■~経済人から肉体人の番~

 おはようございます。


段々と青空が広がり始めた、

須崎の朝です。

涼しい朝ですが、

日中は30度近くになりそう、

体調管理にお気を付けください。


今日はお手伝いしている会社の、

代替わりした新社長の方針発表の場が持たれます。


ここからスタート、楽しみです。


水曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、

『「経済人」の終わり』が出版されると、

ヘンリー・ルースから肉筆の手紙が届き、

ニューヨークの洒落たレストランで

昼食をご馳走になることとなった、

とした。



そして、ルースは、

本について突っ込んだ質問をしてきた、

と続ける。



彼は、

かなり丁寧に読んだことは明らかだったが、

夫人のクレア・ブース・ルースのほうは、

本を読んでもいなければ、

読む気もなさそうであり、

退屈な話を止めさせようとして、

ほほえみながらこう言った。




「ドラッカーさん、


 経済人が終わった後は、


 肉体人の番になるんじゃありませんこと?」




(Ⅲ アメリカの日々  12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

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