■ホロコーストを予見した書■~凶暴さをむき出しにする~
おはようございます。
明るい陽射しの高知の朝です。
昨日の日射は予想超えた厳しさでした。
今日は一日曇り、少しは過ごし易いようです。
土曜日、良い週末をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
イーダスハイムは、
ドラッカーは、
生活が苦しかったり、
生計を立てる道を断たれたりしてはじめて、
ヨーロッパの人々は、
不合理な魔力によって動いているのだと
思い知らされたとした。
そしてつづいて
生活の糧を得る手立てがないと、
人は孤立して凶暴さをむき出しにする、
ともドラッカーは述べていると続ける。
ナチスによって発禁処分にされた
二冊をべつにすると、
ドラッカーの第一作と第二作はともに、
上記のようなテーマを扱っている。
「1939年春刊行の
『「経済人」の終わり』は、
無名の著者の作品としては破格の注目を集めた。
これはホロコーストを予見した書だった。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 エピローグ)
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