■ロンドン郊外の名家の出■~囲われ者の道を選んだ~
おはようございます。 いくらか穏やかな朝陽が射す 高知の朝です。 日中は30度超え、 しばらくは熱中症に警戒です。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 ロバートについて 最も興味あることは、 その愛人マリオン・ファーカーソン夫人との 関係だったとした。 マリオン・ファーカーソンは、 ロンドン郊外の名家の出で、 別荘のあるトリング近くの狐狩りに、 外国人かつユダヤ人であるロバートと、 その囲われ者である自分を 招待させるだけの力を持っていた、 と続ける。 ドラッカーは、 当時トリングは、 ロンドン郊外でも、 排他性の強さと 気位の高さで相当に有名な地域だったが、 彼女はかなり若い頃に 囲われ者の道を選んだらしかった、 とする。 「他に道はなかったのよ。 学校は嫌いだったたし、 下級士官と一緒になって インドあたりでコレラで死ぬのは 真っ平だったし」 (Ⅱヨーロッパ人々 11章 フリードバーグ商会の愛人)