■『フォーチュン』の辣腕記者の一人■~ワトソンの社内禁酒令~
おはようございます。 未明の高知、朝陽は見えそうもないですね。 昨日夕方からの曇天、 まもなく雨になりそうです。 寒い雨になりそうですが、 衆議院選挙にはきちっと行きますよ。 日曜日、暖かくしてお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 新人記者は、 ルースのメモを無視して、 ワトソンの個人攻撃に終始し、 ワトソンをアメリカ版ヒトラー、 新総統と形容した、 とした。 そして彼はIBMそのものには一切触れず、 ワトソンの社内での禁酒令を攻撃したが、 それは名文で、 後日『フォーチュン』の辣腕記者の一人となったが、 すでにそれだけの腕は見せていた、 と続ける。 ドラッカーは、 記事をチェックするはずの者はいたが、 他の記事で時間に追われていたために、 読まずに通していた、 とする。 「当然そのまま、 事実確認のためという通常の手続きによって、 校正刷りのものがIBMに送られていた。 つまり、その段階では、 記事の差し替えや全面的な書き直しは、 間に合わないということだった。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)