∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 「株主資本主義」の嘘 ■
「事業にとって有益か否か
----事業の代理人たる経営者の判断を揺るがしかねないお題目が、
昨今のビジネス界で見受けられるようになりました。
『株主資本主義』です。
株主の利益を最大化することに努めるこの考え方は、
事業における優先順位に混乱を生じさせます。
事業にとって、あるいは経営にとって、
最優先すべきは決して株主ではありません。
経営者が自身や株主の利益を考え始めたら、
決して事業がうまく回転していくことなどありえないのです。」
~「ドラッカーの遺言」
「株主利益の最大化」というお題目を声高に唱える企業はよく目にします。
勿論、投資金は企業活動の源泉として重要な資金ではある。
しかし、あくまでも事業の目的は社会全体に向かうもので、
一部の株主や自分自身に向かうものではない。
社会や顧客に向いていないと、企業活動自体が立ちいかなくなる
という原則を常に原則として考えておく必要があるんですね。
≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫
http://www1a.biglobe.ne.jp/llc-intact/access1int.html
≪LLc.Intact≫
http://www.llc-intact.jp
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