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■組織全体を堕落させる者■~仕事よりも人を重視すること~

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おはようございます。 涼しい風が心地良い 川崎の朝です。 梅雨入りした途端に中休み、 過ごしやすくはあるけど、 それはそれで良いんでしょうかね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ マネジャーに不適格な真摯さの欠如、 その2点目 ◆何が正しいかよりも、 誰が正しいかに関心を持つこと 不確定で多様で困難な 制約条件のもとで、 マネジャーは 意思決定を 行わなければならない。 その際、マネジャーは 様々な英知を結集する必要があり、 そのいずれかの選択に当たっては、 好き嫌いや、実行の容易さではなく、 なにが目的に正しく合致するかを、 第一義としなければならない。 「何が正しいかよりも、  誰が正しいかに関心を持つ者を  マネジャーに任命してはならない。  仕事よりも人を重視することは、  一種の堕落であり、  やがては組織全体を堕落させる。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第5章 マネジャー  26 組織の精神)

■組織の精神を低下させる者■~人は、強みに基づく~

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おはようございます。 梅雨とは思えない強い陽射しの 川崎の朝です。 梅雨の晴れ間の週末、 熱中症にお気を付け下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 真摯さの定義は難しい。 しかしドラッカーは、 マネジャーに任命してはならない 真摯さの欠如は定義できるとする。 1点目 ◆強みよりも弱みに目を向けること 人は、強みに基づいてこそ仕事ができるもので、 弱みの上に何かを築くことはできない。 従って、人事は人の強みを 発揮させるものでなければならない。 重要なことは、強みを発揮させ、 弱みを意昧のないものにさせることである。 ドラッカーは、強みよりも 弱みに目を向ける者を マネジャーに任命してはならないとする。 「強みよりも弱みに目を向ける者を  マネジャーに任命してはならない。  できないことに気づいても、  できることに目のいかない者は、  やがて組織の精神を低下させる。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第5章 マネジャー  26 組織の精神)

■マネジャーとして失格■~人間を破壊し、業績を低下させる。~

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おはようございます。 雲が垂れ込める梅雨時の空、 涼しい川崎の朝です。 日中は、梅雨の晴れ間、 不安定な天候ですが、 週末をお楽しみください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 真摯さを絶対視して、 初めてまともな組織といえるとした。 しかし、真摯さの定義は難しい。 だが、マネジャーにしてはならない 真摯さの欠如は定義できるとする、 と続ける。 ◆強みよりも弱みに目を向けること ◆何が正しいかよりも、 誰が正しいかに関心を持つこと ◆真摯さよりも、頭のよさを重視すること ◆部下に脅威を感じること ◆自らの仕事に高い基準を設定しないこと 「いかに知識があり、  聡明であって上手に仕事をこなしても、  真摯さに欠けていては  組織を破壊する。  組織にとって  もっとも重要な資源である人間を  破壊する。  組織の精神を損ない、  業績を低下させる。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第5章 マネジャー  26 組織の精神)

■真摯さなくして組織なし■~無知や無能は寛大たりうる。~

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おはようございます。 雲の多い川崎の朝です。 ついに東京地方も梅雨入り、 しばらく鬱陶しい日々が続きますが、 頑張って乗り切りましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 成果中心の精神を高く維持するには、 人事に関わる意思決定が 重要であるとした。 そして、マネジメント職には 絶対的に真摯さが必要であり、 真摯さのないマネジメント職は その職を全うできない、 と続ける。 仕事のまづさは時には許せるが、 真摯さのないことは許されない。 部下は、上司が真摯であるかどうかは 2,3週間で分かるとする。 人事権限者は、真摯さのないものを、 マネジメント職につけてはいけない。 「無知や無能、態度の悪さや頼りなさには、  寛大たりうる。  だが、真摯さの欠如は許さない。  決して許さない。  彼らはそのような者を  マネジャーに選ぶことを許さない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第5章 マネジャー 26 組織の精神)

■成果中心の精神■~人事に関わる意思決定~

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おはようございます。 どんよりした空気の漂う 川崎の朝です。 九州が梅雨入り、 東京地方も今夜は雨模様、 間もなく梅雨入りでしょうね。 鬱陶しい時期が続くが、 もっとスッキリしないのが国会。 加計問題。 政府の対応は子供が駄々をこねているようにしか見えない。 子供たちに政治とは傲慢で、不誠実でも 数があればいいとのイメージを植え付ける。 安倍さんに最も欠けているものは、 マネジメントには絶対欠かせないもの、 ”真摯さ”でしょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 組織には成果中心の精神が必要であるとした。 そして、成果中心の精神を高く維持するには、 人事に関わる意思決定が重要であると続ける。 異動、昇給、昇進、降級、解雇などの 人事権こそ最大の管理手段であり、 マネジメントは、それらの決定が、 人間行動に対して数字や報告よりも はるかに影響を与えるということを 認識する必要がある。 「組織のなかの人間に対して、   マネジメントが本当に欲し、   重視し、報いようとしているものが   何であるかを知らせる。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第5章 マネジャー 26 組織の精神)

■正義と礼節にもとる。■~馘はまちがい~

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おはようございます。 涼しい川崎の朝です。 昨日は帰宅時間の予想外の 雷鳴に驚かされました。 週末まで、雨模様の予報、 折り畳み傘は必携ですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 人は、優れているほど 多くのまちがいをおかし、 優れているほど 新しいことを試みる、 とした。 そして、組織においてもっとも 重要かつ困難な問題は、 長年真摯に働いてきたが もはや貢献できなくなった者の処遇である、 と続ける。 帳簿係として働いていた者が、 組織の成長に伴い50歳で 経理担当役員になったものの、 仕事をこなせなくなる。 人は変わらないのに、 仕事が変わってしまった。 だが、ずっと真摯に働いてきた。 そのような真摯さに対しては、 真摯さをもって 報いなければならないが、 その者を担当役員に しておくべきではない。 彼の無能は組織を 危うくするだけではなく、 士気を低下させ、 マネジメントヘの不信を生む。 「馘にするのはまちがいである。  正義と礼節にもとる。  マネジメントの真摯さを疑わせる。  組織の精神というものを大切にするマネジメントは、  この種の問題を慎重に扱う。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第5章 マネジャー 26 組織の精神)

■優れているほど間違いをおかす。■~百発百中は曲芸~

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おはようございます。 青空の合間に雲が浮かぶ川崎の朝です。 東日本日中は晴れて暑くなりそうです。 週中には、雨が続き、やがて入梅。 季節が移りますね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 組織には成果中心の精神が 必要であるとした。 そして、そのためには 目標管理が必要であり、 目標管理には、 成果をあげるための 高度な基準が必要である。 そのためには、  成果とは何かを 理解しなければならない。 ドラッカーは、 成果とは百発百中のことではなく、 長期的に生み出していくもので なければならないとする。 そして、そのためには、 多様で、多くのチャレンジが必要で、 まちがいや失敗も起こる。 従って、間違いも失敗もしないと言う者は、 チャレンジをしていないことと同意となる。 ”見せかけか、無難なこと、 下らないことにしか手をつけない者である。” 「人は、優れているほど  多くのまちがいをおかす。  優れているほど新しいことを試みる。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第5章 マネジャー 26 組織の精神)