■イノベーションとは姿勢であり行動■~革新的な風土の醸成~
おはようございます。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 イノベーションには、 組織内部の様々な抵抗が生まれるとする。 そして、この抵抗について重要なことは、 変化についての定義であるとする。 変化とは、 これまでと異なること、 知らないこと、 経験のない例外事項が起こることなので、 対処方法が分からない。 このことが不安を生み、 拒絶感を生み出す原因であるので、 変化が例外でなく、新しい判断基準であり、 新しい事業を生み出すチャンスであると捉えたときに 不安は消える。 そしてそのためには、 トップマネジメントに次の様な 姿勢が求められる。 優れたアイデアというものは、 多くのばかげた非現実的なアイデアの中に生れ、 現実的なものと非現実的なものを 簡単に識別することは困難である ということを知るべきである。 そのためには、出てきたアイデアを 実際的、現実的、効果的なものにするには、 どのようなものにしなければならないかを 問い続けなければならない。 さらに、イノベーションを行うには、 無知を払しょくし、未知を克服するための 継続学習の風土が不可欠であるとする。 「重要なことは、変化が例外でなく規範であり、 脅威でなく機会であるという 真に革新的な風土の醸成として、 問題を定義することである。 イノベーションとは姿勢であり行動である。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第9章 マネジメントの戦略 44 イノベーション)