【そぞろ】■ 青豆は、、、、 ■

読書は通勤電車という習慣から、しばらく重たい鞄を持つことになったが、やっと解放された。
１Ｑ８４を読み終えた。
村上春樹の作品は「ノルウェーの森」位から読んでいるが、いつも独特な表現に、新鮮な刺激を受ける。
今回も同様である。
断片であるが、ＢＯＯＫ３のなかで、インパクトを受けたフレーズを書き留めたい。

「欠落と非欠落との接点に生じる圧力差のようなものだ。」

「彼が目の前のきつい苦痛に耐えられるのは、それよりも更にきつい苦痛が世の中に存在することを身をもって学んできたからだ。」

「追跡者の死角は追跡されることなのだ。」

「、、、、「一枚の木の葉」として、意識の明かりを消し、すべての感覚の扉を閉ざして、季節の刻み目の到来を待ったのだ。」

「人は死者に自然な敬意を払う。相手はついさっき、死ぬという個人的な偉業を成し遂げたばかりなのだ。」