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■計画の具体化∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ~「創造する経営者」 超簡単解説その25~

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ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)25回目です。 ■■事業の何たるかを理解する ■企業の本業とは ■本業を実行するために理解をすべきこと ■業績をもたらすものはなにか ■顧客こそ事業である ■予期せざるもの ■■機会に焦点を合わせる ■未来を今日築く ■既に起こった未来 ■構想の力 ■■事業の業績をあげる ■意思決定 ■経営戦略 以上これまで************ 事業の業績をあげるために意思決定し、その決定事項を具体的な行動を行うための戦略を策定する必要がある。 ■経営戦略 戦略策定に当たって、重要なポイントを3点示す。 昨日は「リスク」について、今日2つ目は計画の具体化について。 計画策定の次にやるべきことは、必要な活動を組織の持つ能力、人材、資源量などに具体的に ”日常の仕事”として割り当てなければならない。 その際のポイントは以下のとおりです。 △活動は、資源の最適利用を実現するか、正しい機会とニーズに焦点をあわせているかについて検討する。 △活動がもたらす最悪、最善双方の結果を明らかにする。  「成功した場合にはなににコミットしたことになってしまうのか。そしてそのコミットは耐えられるものなのか」を問う。 △活動を具体的な仕事、責任を持つ仕事としてだれかに割り当てる。 △特定の事業の利益ではなく企業全体の業績に貢献するものでなければならない。 △あらゆる活動・サービスは三年ごとに、期待と実績を見直さなければならない。 その結果、成果を約束できない古いものであれば、新しい機会のために、進んで切り捨てなければならない。 具体的に実行できて、その結果に責任が持て、組織全体への貢献が果たせるのでなければならない。 また、世の中の変化に応えているかどうかを常に検証していかなければならないんですね、 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-in

■経営戦略∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ~「創造する経営者」 超簡単解説その24~

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ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)24回目です。 ■■事業の何たるかを理解する ■企業の本業とは ■本業を実行するために理解をすべきこと ■業績をもたらすものはなにか ■顧客こそ事業である ■予期せざるもの ■■機会に焦点を合わせる ■未来を今日築く ■既に起こった未来 ■構想の力 ■■事業の業績をあげる ■意思決定 以上これまで************ 事業の業績をあげるために意思決定し、その決定事項を具体的な行動を行うための戦略を策定する必要がある。 ■経営戦略 戦略策定に当たって、重要なポイントを3点示す。 一つ目は「リスク」のマネジメント。 ~事業においては、リスクは最小にすべく努めなければならない。 しかし、リスクを避けることにのみとらわれるならば、結局は最大にしてかつ最も不合理なリスク、 すなわち無為のリスクを負うこととなる。 ≪四種類のリスク≫  ・負うべきリスク   ⇒すなわち事業の本質に付随するリスクで、事業活動を行う上できっちと対応すべきこと。  ・負えるリスク   ⇒機会の追求に失敗して多少の資金と労力を喪失るすというリスクで、新しい機会の追求に当たっては損失度合いを問う必要がある。  ・負えないリスク   ⇒新しい事業が成功したが、追加投資が不可避に発生する事業や、事業は成功したが、知識や市場が不足してその成功を利用することができないというリスク  ・負わないことによるリスク   ⇒リスクを避けて機会を追わない、機会の喪失というリスクで、それを負って成功した場合には、極めて大きな利益が得られるものでなければならない。  リスクを取らずに事業活動を行うことは不可能なので、このリスクをいかに抽出・分析・対策立案・監視・対応するという「リスクマネジメント」が大事なんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/m

■優先順位∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ~「創造する経営者」 超簡単解説その23~

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ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)23回目です。 ■■事業の何たるかを理解する ■企業の本業とは ■本業を実行するために理解をすべきこと ■業績をもたらすものはなにか ■顧客こそ事業である ■予期せざるもの ■■機会に焦点を合わせる ■未来を今日築く ■既に起こった未来 ■構想の力 ■■事業の業績をあげる ■意思決定 以上これまで************ 事業の業績をあげるために意思決定すべきこととして3点示している。 その③、「優先順位」 ~事業をいかに組織化し単純化したとしても、なすべきことは常に、利用しうる 資源に比較して、はるかに多く残る。機会は、それらを実現するための手段よりも 多い。したがって、優先順位を決定しなければ何事も行えない。  この優先順位の意思決定こそ、企業の持つ特性、強みと弱み、 市場適合性等についての最終評価が反映されなければならないとし、 さらにこのことが、成果へのコミットメントとなり、洞察であったものを 行動へと具体化する。  その上で、決定したことは断固行われなければならないんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp

■卓越性∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ~「創造する経営者」 超簡単解説その22~

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NZ地震で、邦人の多くの方が未だ救出されていない。 しかもその多くの方が10代20代のこれからの日本を支える希望に満ちた若者達である。 72時間が生存限界ともいわれるが、彼らは必死になって生き延びようとエネルギーを振り絞っている。 一刻も早い救出を切に祈ります。 ----------------------------------- ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)22回目です。 ■■事業の何たるかを理解する ■企業の本業とは ■本業を実行するために理解をすべきこと ■業績をもたらすものはなにか ■顧客こそ事業である ■予期せざるもの ■■機会に焦点を合わせる ■未来を今日築く ■既に起こった未来 ■構想の力 ■■事業の業績をあげる ■意思決定 以上これまで************ 事業の業績をあげるために意思決定すべきこととして3点示している。 その②、「卓越性」  ~事業の卓越性はその事業にとって、真に重要な活動が何であり、何でなければなら ないかを決定し、直ちに行動できるものでなければならない。 顧客に受け入れられ、自社のミッションに適合し、強みを生かせ、さらに競合より勝る独自な特性。 そして、その特性は具体的に組織の資源が割当可能で速やかに行動できるものでなければならないんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp

■事業の構想∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ~「創造する経営者」 超簡単解説その21~

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ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)21回目です。 ■■事業の何たるかを理解する ■企業の本業とは ■本業を実行するために理解をすべきこと ■業績をもたらすものはなにか ■顧客こそ事業である ■予期せざるもの ■■機会に焦点を合わせる ■未来を今日築く ■既に起こった未来 ■構想の力 ■■事業の業績をあげる ■意思決定 以上これまで************ 事業の業績をあげるために意思決定すべきこととして3点示している。 そのひとつ、「事業の構想」が有効であるための条件として、 ▲適度な大きさであること。   →「わが社の事業はテレビ受像機である。」では小さすぎ    「わが社の事業は娯楽である。」では一般的過ぎる。 ▲実行可能で、具体的な行動に結びつく結論を引き出せること。 が必要とし、この有効性が満たされていない構想はそもそも間違っているとする。 そして、次の三つの問いに対して答えることにより 「目的を確立し、目標と方向を設定する」ことを導き出すことができるとする。  ・わが社の事業は何か。  ・わが社の事業は何でなければならないか。  ・わが社の事業は何にならなければならないか。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp

■事業の業績をあげる∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ~「創造する経営者」 超簡単解説その20~

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NZでの地震で被害が拡大し、邦人も被害を受けた模様です。 不明者の一刻も早い救出と治療、復旧を祈るところです。 ここでも、ぜひfacebook,twitter等のITネットワークの有効性を活かして欲しいと思います。 ------------------------------------- ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)20回目です。 ■■事業の何たるかを理解する ■企業の本業とは ■本業を実行するために理解をすべきこと ■業績をもたらすものはなにか ■顧客こそ事業である ■予期せざるもの ■■機会に焦点を合わせる ■未来を今日築く ■既に起こった未来 ■構想の力 以上これまで************ ■■事業の業績をあげる ■意思決定 これまでの分析結果を受け、業績を上げるために行動する必要がある。 まづそのために「なにをなすべきか」を決定する必要がある。 ≪事業に成果を上げるための要件≫ ▲現在の事業に成果をあげさせる行動と 未来に成果をあげようとするのための行動は 互いに影響を与え合う。 ▲双方の行動は一貫性を持たせ、ひとつの大きな統合された成果のための計画としてまとめる必要がある。 ▲その計画に基づいて決定した仕事は全て今日行う必要がある。 ▲仕事は全て、今日の人間、知識、資金によって行わなければならない。 「今日の苦しい現実を明日の約束によって曖昧にしてはならない。同時に、明日のための困難な仕事を、今日の眼前の事象ゆえに放置してはならない。」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.

■全人格的なコミットメント∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ~「創造する経営者」 超簡単解説その19~

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facebookを最近始めました。 使いながらその”楽しさ”を実感しようと思いながら苦戦しています。 しかし、その”威力”は世界中で民主革命の連鎖を起こす原動力となっていることで証明されてるんですね。 少し早いですが今年のキーワードに”facebook”と”パンダ”はノミネートされるんでしょう。 ------------------------------------- ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)19回目です。 ■■事業の何たるかを理解する ■企業の本業とは ■本業を実行するために理解をすべきこと ■業績をもたらすものはなにか ■顧客こそ事業である ■予期せざるもの ■■機会に焦点を合わせる ■未来を今日築く ■既に起こった未来 以上これまで************ ■構想の力 2 ≪「これが本当に望んでいる事業だ」と信念をもって言うことができなければならない。≫ 不確実で、リスクを伴う「企業家的な構想」を推進するためには、組織に関わる人々の決意、熱意が絶対条件とする。 【組織に関わる人々が決意すべきこと】 ・今日とはまったく違う何かを起こす ・事業の未来として、これが起こるべきことで、それを起こすために働こう ・その構想を心底から信じ、本当に実現するための仕事をしたい 未来に何かを起こさせるには、勇気が、努力が、信念が必要でありその場しのぎではできない。 構想に対する全人格的なコミットメントと信念がないかぎり、必要な努力も持続するはずがないんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-inta

■企業家的な構想∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ~「創造する経営者」 超簡単解説その18~

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ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)18回目です。 ■■事業の何たるかを理解する ■企業の本業とは ■本業を実行するために理解をすべきこと ■業績をもたらすものはなにか ■顧客こそ事業である ■予期せざるもの ■■機会に焦点を合わせる ■未来を今日築く ■既に起こった未来 以上これまで************ ■構想の力 機会に焦点を合わせ、未来において何かを起こすためには「企業家的な構想」を持つ必要があるとする。 【企業家的な構想】とは、、、、 ・新しい経済、新しい技術、新しい社会についての構想を事業の中で実現するもので、大きな構想である必要はない。 ・今日の常識とは違うものでなければならない。 ・事業上の行為と行動を通じて実現すべき企業家的な構想でなければならない。 ・さらに富を生む機会や能力についての構想でなければならない。 企業家的能力、”常に変革を推し進めるチェンジ・エージェントとしての振る舞い、 将来ビジョンを明確に示し、組織に理解、浸透させ、牽引していくことができる能力” が必要なんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ h ttp://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp/

■既に起こった未来 2∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ~「創造する経営者」 超簡単解説その17 ~

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ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)17回目です。 ■■事業の何たるかを理解する ■企業の本業とは ■本業を実行するために理解をすべきこと ■業績をもたらすものはなにか ■顧客こそ事業である ■予期せざるもの ■■機会に焦点を合わせる ■未来を今日築く 以上これまで************ ■既に起こった未来 2 「機会に焦点を合わせる」ためには、その機会の源泉となる変化の前兆 ”既に起こった未来”を調査すべきとしている。 その調査対象として5つの領域を示す。その後半、、、 ▲領域4:産業構造の変化      ⇒原料と生産物、製造から最終消費物等の物質の始点、終点の多様化、物流、      生産工程の多様化等を問う必要がある。 ▲領域5:企業内部の変化      ⇒企業内部での新しい活動は、既に目的を達成した活動と対立する。      既に目的を達成した活動に従事する者は、既に達成してしまった目的を、      なお達成しようとして長期間働く。       その期間こそが、すでに起こった未来という機会を発見すべき時期である。 この様な領域を調査する際に、「起こるべきであると信じたとおりに、変化を見てしまおうとする誘惑に負ける」 という大きなリスクがあることに注意する必要があるとする。 また、変化らしきものを発見した際の注意点として、 ”企業の内部全員が歓迎し「これこそ、待っていたものである」とするようなものの見方は 疑ってかからなければならない。これらは事実の報告ではなく、願望の表明にしか過ぎない。” と戒める。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ htt

■既に起こった未来■∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ~「創造する経営者」 超簡単解説その16~

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ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)16回目です。 ■■事業の何たるかを理解する ■企業の本業とは ■本業を実行するために理解をすべきこと ■業績をもたらすものはなにか ■顧客こそ事業である ■予期せざるもの ■■機会に焦点を合わせる ■未来を今日築く 以上これまで************ ■既に起こった未来:前半 「機会に焦点を合わせる」ためには、その機会の源泉となる変化の前兆 ”既に起こった未来”を調査すべきとしている。 その調査対象として5つの領域を示す。その前半、、、 ▲領域1:人口の変化      ⇒最も逆転がなく、確実に、また非常に早くその影響を現す。 ▲領域2:知識の変化      ⇒自分の事業に直接関係のあるなしに関わらず、あらゆる知識の領域について、      すでに発生した未来を探し、その変化を見つけたら、期待すべき機会の存在を      問う必要がある。 ▲領域3:他の産業、他の国、他の市場の変化      ⇒これらのものが、自分の事業に変化を与える可能性がないかを問う必要がある。 さらに 「まづ必要なことは、(既に起こった未来を)見えるようにすることである。 できることや、しなけらばならないことはその後簡単に見つかる。 機会は遠くにあるものでもなければ、曖昧模糊たるものでもない。 しかし、まづ新しい事態を認識しなければならない。」 既に起こったことを機会に向けて検討・分析するためには、まづそのことを知らなければ始まらない。 まさしく”変化の可視化”をプロセスとして自分自身のなかに組み込む必要があるんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamad

■未来を今日築く∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ~「創造する経営者」 超簡単解説その15 ~

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ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)15回目です。 ■■事業の何たるかを理解する ■企業の本業とは ・今日の事業の業績をあげる。 ・潜在的な機会を発見し実現する。 ・明日のために新しい事業を開拓する。 ■本業を実行するために理解をすべきこと ⇒8項目の仮説検証  ▲仮説1:成果や資源は、企業の内部にはない。いずれも企業の外部にある。  ▲仮説2:成果は、問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる。  ▲仮説3:成果をあげるには、資源を、問題ではなく、機会に投じなければならない。  ▲仮説4:成果は、単なる有能さではなく、市場におけるリーダシップに      よってもたらされる。  ▲仮説5:いかなるリーダシップも、うつろいやすく短命である。  ▲仮説6:既存のものは古くなる。  ▲仮説7:既存のものは、資源を誤って配分されている。  ▲仮説8:業績のカギは集中である。 ■業績をもたらすものはなにか ■顧客こそ事業である ■予期せざるもの 以上これまで************ 今日からのテーマは、「事業の何たるかを理解する」ための分析の次にすべきこと、 いかに機会を探しその機会を生かすかについて「機会に焦点を合わせる」ことです。 ■未来を今日築く 未来について、ドラッカーは 「我々は、未来について二つのことしか知らない。 一つは、未来は知りえない。 二つは、未来は今日存在するものとも今日予測するものとも違う。」 という。 このことは、次のことを意味している。 ・未来の事象の予測を今日の行動の基礎にしても無駄であり、せいぜい既に発生した事象の未来における影響を見通すだけに過ぎない。 ・未来は今日とは違うものであり、かつ予測不能のものであるがゆえに、逆に予測せざることや予期せざることを起こさせることが可能となる。 その上で、「未来を築くための仕事の目的は、明日何をなすべきかを決定することではなく、明日を作るために、今日何をなすべきかを決定することである。」 としている。 今日すべきことは、 「明日すべきことを検討・決定することではなく」、 「明日の為に”今日何をすべきか”を検討・決定すること」 なんですね。

■予期せざるもの■∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ~「創造する経営者」 超簡単解説その14 ~

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ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)14回目です。 ■企業の本業とは ・今日の事業の業績をあげる。 ・潜在的な機会を発見し実現する。 ・明日のために新しい事業を開拓する。 ■本業を実行するために理解をすべきこと ⇒8項目の仮説検証  ▲仮説1:成果や資源は、企業の内部にはない。いずれも企業の外部にある。  ▲仮説2:成果は、問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる。  ▲仮説3:成果をあげるには、資源を、問題ではなく、機会に投じなければならない。  ▲仮説4:成果は、単なる有能さではなく、市場におけるリーダシップに      よってもたらされる。  ▲仮説5:いかなるリーダシップも、うつろいやすく短命である。  ▲仮説6:既存のものは古くなる。  ▲仮説7:既存のものは、資源を誤って配分されている。  ▲仮説8:業績のカギは集中である。 ■業績をもたらすものはなにか ■顧客こそ事業である 以上これまで************ 顧客はどこにあり、事業はどこに向かうべきかを探すときに予期していないものを探すことが必要とする。 ■予期せざるもの 予期していなものを探す際には次のことを問うべきとしている。 ・「顧客でない人たち、すなわち、市場にありながら、あるいは市場にあっておかしくないにもかかわらず、自社の製品を購入しない人たちは誰か。なぜ彼らは顧客になっていないのか」 ・「顧客は、その金と時間のすべてをいかに使っているのか」 ・「顧客が自社から得ている満足は、顧客の生活においてどの程度重要か」 ・「その重要度は今後大きくなるのか小さくなるのか」 ・「いかなる分野において、顧客は、まだ満たされていない新しいニーズ、ないしは十分満たされていないニーズを持っているのか」 ・「自社の製品やサービス、あるいは自社が提供しうる製品やサービスのうち、本当に重要な満足を提供するものはなにか」 以上の様な問いかけを通して、 ★「自社は適切な事業を行っているか。」 ★「自社の事業はなにか。何であるべきか」 を知る手がかりとするんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練

∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 「創造する経営者」 超簡単解説その13 ■

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ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)13回目です。 ■企業の本業とは ・今日の事業の業績をあげる。 ・潜在的な機会を発見し実現する。 ・明日のために新しい事業を開拓する。 ■本業を実行するために理解をすべきこと ⇒8項目の仮説検証  ▲仮説1:成果や資源は、企業の内部にはない。いずれも企業の外部にある。  ▲仮説2:成果は、問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる。  ▲仮説3:成果をあげるには、資源を、問題ではなく、機会に投じなければならない。  ▲仮説4:成果は、単なる有能さではなく、市場におけるリーダシップに      よってもたらされる。  ▲仮説5:いかなるリーダシップも、うつろいやすく短命である。  ▲仮説6:既存のものは古くなる。  ▲仮説7:既存のものは、資源を誤って配分されている。  ▲仮説8:業績のカギは集中である。 ■業績をもたらすものはなにか 以上これまで************ 今日は、業績をもたらすメインファクタである顧客についての分析の続きです。 ■顧客こそ事業である 事業と顧客の関係について、さらに続く。。。。 【顧客は満足を買う】 顧客は製品を買っているのではなく満足を買っている。 企業が売っていると考えているものを、顧客が買っていることは稀である。 【ほんとの競合は別にある】 満足という観点からみると突然全く異なった生産、販売のされ方をしている 他産業のサービス・製品と競争関係に置かれることがある。 ~ベンツの購入者は高級感による満足を購入しており、他の低価格自動車は競合ではない。 高級マンション等他の高級感商品と競合することとなる。 【企業の意図と顧客の関心は別】 顧客は企業の意図するところに動かされず、サービス・製品が自分のために なにをしてくれるかだけに関心を持つ。 顧客は本当に困っていることや重視していることを頻繁に表明はしない。 しかし、そこにこそ顧客の満足は存在し、そのことが、われわれに 予期せざるものを教えてくれるものなんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!! 『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://ww

∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 「創造する経営者」 超簡単解説その12 ■

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ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)12回目です。 ■企業の本業とは ・今日の事業の業績をあげる。 ・潜在的な機会を発見し実現する。 ・明日のために新しい事業を開拓する。 ■本業を実行するために理解をすべきこと ⇒8項目の仮説検証  ▲仮説1:成果や資源は、企業の内部にはない。いずれも企業の外部にある。  ▲仮説2:成果は、問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる。  ▲仮説3:成果をあげるには、資源を、問題ではなく、機会に投じなければならない。  ▲仮説4:成果は、単なる有能さではなく、市場におけるリーダシップに      よってもたらされる。  ▲仮説5:いかなるリーダシップも、うつろいやすく短命である。  ▲仮説6:既存のものは古くなる。  ▲仮説7:既存のものは、資源を誤って配分されている。  ▲仮説8:業績のカギは集中である。 ■業績をもたらすものはなにか 以上昨日まで************ 業績をもたらすメインファクタである顧客ついての分析です。 ■顧客こそ事業である 事業と顧客の関係について、 「事業とは、市場において、知識という資源を経済価値に転換するプロセスである。 事業の目的は、顧客の創造である。 買わないことを選択できる第三者が、喜んで自らの購買力と交換してくれるものを 供給することである。」 と顧客こそが事業であるとする。 市場は自社の何に対して対価を支払うのか、自社の強みはどこにあって、 さらに伸ばすべきことはなにかなどについて常に考究する必要がある。 また、「市場を本当に知っているのは顧客本人」と、マーケティングの本質について述べる。  顧客に聞き、顧客を見、顧客の行動を理解して初めて、顧客とは誰であり、 彼らが何を行い、いかに買い、いかに使い、何を期待し、何に価値を見出すかを 知ることが必要なんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!! 『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html

∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 「創造する経営者」 超簡単解説その11 ■

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ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)11回目です。 ■企業の本業とは ・今日の事業の業績をあげる。 ・潜在的な機会を発見し実現する。 ・明日のために新しい事業を開拓する。 ■本業を実行するために理解をすべきこと ⇒8項目の仮説検証  ▲仮説1:成果や資源は、企業の内部にはない。いずれも企業の外部にある。  ▲仮説2:成果は、問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる。  ▲仮説3:成果をあげるには、資源を、問題ではなく、機会に投じなければならない。  ▲仮説4:成果は、単なる有能さではなく、市場におけるリーダシップに      よってもたらされる。  ▲仮説5:いかなるリーダシップも、うつろいやすく短命である。  ▲仮説6:既存のものは古くなる。  ▲仮説7:既存のものは、資源を誤って配分されている。  ▲仮説8:業績のカギは集中である。 以上昨日まで************ 事業の現実について、検証しました。 次のプロセスは自社の事業にとってどのような領域が 業績をもたらしているかについての分析です。 ■業績をもたらすものはなにか 以下のプロセスを実行する必要がある。 「事業を分析する」 ⇒ 「製品を定義する」 ⇒ 「3つの領域を対象とする」 ~「事業がその製品に対して支払いを受けるということは、あまりにも明らかであって、忘れられることはない。 しかし、製品には市場がなければならないということは、明らかでありながら、しばしば忘れられる。 さらに製品を市場に届けるには、流通チャネルがなければならないということも忘れられる。」 業績をもたらす領域は、自社の成果物、顧客、流通チャネルの3っつにありそれぞれが 収益をもたらすと同時にコストを発生させる。 それらの領域のなかで、顧客と流通チャネルは企業の外部に存在し 企業のコントロールから外れた位置にあるため、成果物以上に重要な場合がある。 自社の成果物と流通チャネルが相互に適合していなければ、自社の思いの詰まった 成果物は顧客に届かない。 また、流通チャネルが自社の成果物を受け入れない場合もその成果物は顧客に届かない。 このように、企業は常に3っつの領域について意識を持つ必要があるん

∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 「創造する経営者」 超簡単解説その10 ■

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ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)10回目です。 ■企業の本業とは ・今日の事業の業績をあげる。 ・潜在的な機会を発見し実現する。 ・明日のために新しい事業を開拓する。 ■本業を実行するために理解をすべきこと ⇒8項目の仮説検証  ▲仮説1:成果や資源は、企業の内部にはない。いずれも企業の外部にある。  ▲仮説2:成果は、問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる。  ▲仮説3:成果をあげるには、資源を、問題ではなく、機会に投じなければならない。  ▲仮説4:成果は、単なる有能さではなく、市場におけるリーダシップに      よってもたらされる。  ▲仮説5:いかなるリーダシップも、うつろいやすく短命である。  ▲仮説6:既存のものは古くなる。  ▲仮説7:既存のものは、資源を誤って配分されている。 以上昨日まで************ 今日は8項目の仮説の最終項目です。。。  ▲仮説8:業績のカギは集中である。 ~自社の強み、資源は利益を生み出す分野に集中し、 誤っている分野つまりコストを発生しているだけの分野には 力を入れない。 とは言え、コストの改善が大きな影響を与える分野すなわち わずかな能率の向上が大きく業績を改善する分野については、 活動を集中し、生産性を改善しなければならない。 資源は、強みと生産性向上に向けることが業績のカギを握っているんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!! 『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】 「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp/ ザ・ビートルズ...

∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ 「Welcome to new Egypt!」■ 「創造する経営者」 超簡単解説その9 ■

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「Welcome to new Egypt!」市民が歓喜のメッセージを叫ぶ姿が伝えられる。 ついにエジプトにおいて”市民革命”が始まった。 軍部の冷静な行動と、インターネットという”IT革命”が大きな役割を果たしたと思います。 この歴史的出来事は今後様々な国々に同様な運動が起こる可能性を示すものです。 IT技術はさらに向上し、インターネットが誰でもどこでも(ユビキタス)手軽に使えるという環境が ますます進むわけですからなおさらでしょうね。 ともあれ、”エジプト革命”は今スタートしたところで、これからのコントロールが大事なんでしょう。 今後の進み具合に注意が必要です。 -------------------------------- ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)9回目です。 ■企業の本業とは ・今日の事業の業績をあげる。 ・潜在的な機会を発見し実現する。 ・明日のために新しい事業を開拓する。 ■本業を実行するために理解をすべきこと ⇒8項目の仮説検証  ▲仮説1:成果や資源は、企業の内部にはない。いずれも企業の外部にある。  ▲仮説2:成果は、問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる。  ▲仮説3:成果をあげるには、資源を、問題ではなく、機会に投じなければならない。  ▲仮説4:成果は、単なる有能さではなく、市場におけるリーダシップに      よってもたらされる。  ▲仮説5:いかなるリーダシップも、うつろいやすく短命である。  ▲仮説6:既存のものは古くなる。 以上昨日まで************ 今日は8項目の仮説その7項目について。。。  ▲仮説7:既存のものは、資源を誤って配分されている。 ~「企業の行う活動の10%が成果の90%を占め、 90%の活動は成果の10%しか占めていない。」 この事象は大きな意味を持つ。 第一に、業績の90%が上位の10%からもたらされるのに対し、 コストの90%は業績を生まない90%から発生するということ。 第二に、資源と活動の多くは業績にはほとんど貢献しない90%の作業に使われ、 資源と活動は業績に応じてではなく、作業の量に応じて割り

∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 「創造する経営者」 超簡単解説その8 ■

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ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)8回目です。 ■企業の本業とは ・今日の事業の業績をあげる。 ・潜在的な機会を発見し実現する。 ・明日のために新しい事業を開拓する。 ■本業を実行するために理解をすべきこと ⇒8項目の仮説検証  ▲仮説1:成果や資源は、企業の内部にはない。いずれも企業の外部にある。  ▲仮説2:成果は、問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる。  ▲仮説3:成果をあげるには、資源を、問題ではなく、機会に投じなければならない。  ▲仮説4:成果は、単なる有能さではなく、市場におけるリーダシップに      よってもたらされる。  ▲仮説5:いかなるリーダシップも、うつろいやすく短命である。 以上昨日まで************ 今日は8項目の仮説その6項目について。。。  ▲仮説6:既存のものは古くなる。 ~今日の企業活動は昨日の意思決定と活動の結果である。 しかも、ほとんどの人間は昨日作った、姿勢、期待、価値観によって 昨日の教訓を今日使おうとする。 昨日起こったことが正常で、そのパターンに当てはまらないものは異常として退ける。 しかし、いかに懸命かつ前向きで勇気を持った意思決定や活動であっても、 それらが”普通の行為”、”日常の仕事”になった途端に時代遅れとなる。 未来は予想に従わない、既存のものは古くなる、あらゆる意思決定と行動が、 それを行った瞬間から古くなる。 企業は、昨日の通常を今日に適用することではなく、 活動環境を新しい現実にあわせて変化させ続けなければならないんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!! 『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】 「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪L

∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 「創造する経営者」 超簡単解説その7 ■

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東京商工リサーチによると、昨年の業歴30年以上の企業の倒産率が29.4%で、 老舗企業は、借入金に依存した経営や市場ニーズに対応した商品開発などに 欠ける面も強いことが要因ではないかとしている。 企業の平均寿命は22.4年、30年もたないんですね。 こういった企業の状況について、ドラッカーは次のように指摘しています。 本文へ、、、 ---------------------------------- ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)7回目です。 ■企業の本業とは ・今日の事業の業績をあげる。 ・潜在的な機会を発見し実現する。 ・明日のために新しい事業を開拓する。 ■本業を実行するために理解をすべきこと ⇒8項目の仮説検証  ▲仮説1:成果や資源は、企業の内部にはない。いずれも企業の外部にある。  ▲仮説2:成果は、問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる。  ▲仮説3:成果をあげるには、資源を、問題ではなく、機会に投じなければならない。  ▲仮説4:成果は、単なる有能さではなく、市場におけるリーダシップに      よってもたらされる。 以上昨日まで************ 今日は8項目の仮説その5項目について。。。  ▲仮説5:いかなるリーダシップも、うつろいやすく短命である。 ~全ては企業の外部に存在し、企業はそこにのみ依存している。 生産資源や、技術、知識そして、顧客満足、交換価値等。。。。 自社の強みを発揮し顧客を創造し市場リーダシップを獲得しても、 外部のものはコントロール外にある。 なので、常に外部に目を向けトレンドを見つけ機会に転換するという プロセスをスピード感を持って実行しなければならないんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!! 『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】 「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫

∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 「創造する経営者」 超簡単解説その6 ■

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ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)6回目です。 ■企業の本業とは ・今日の事業の業績をあげる。 ・潜在的な機会を発見し実現する。 ・明日のために新しい事業を開拓する。 ■本業を実行するために理解をすべきこと ⇒8項目の仮説検証  ▲仮説1:成果や資源は、企業の内部にはない。いずれも企業の外部にある。  ▲仮説2:成果は、問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる。  ▲仮説3:成果をあげるには、資源を、問題ではなく、機会に投じなければならない。 以上昨日まで************ 今日は8項目の仮説その4項目について。。。  ▲仮説4:成果は、単なる有能さではなく、市場におけるリーダシップによってもたらされる。 ~利益とは意味ある分野において、独自の貢献、あるいは少なくとも差別化された貢献を 行うことによって得られる報酬である。 そして、何が意味ある分野であるかは、市場と顧客が決定する。 すなわち利益は、市場が価値あるものとし、進んで代価を支払うものを 供給することによってのみ得ることができる。 そのためには、マーケットにおいて本当に価値があるものについて、 積極的に供給できるリーダシップを握ることが大切だとしています。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!! 『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】 「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp ザ・ビートルズ...

∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 「創造する経営者」 超簡単解説その5 ■

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カルロス・ゴーンさんのインタビューに気になった記事がありました。 メインメッセージは「危機的状況のときこそ、人は最も成長します。そして、その人の本質がみえるものなんです」です。 含蓄ある言葉です。 同じ記事に、日本のビジネスパーソンに向けられたメッセージがある。 その中で、日本人は、責任感や組織求心的な忠誠心、向上心などが強く優秀であるとしたうえで、 △縦割りの働き方、自部署の中でのみうまく仕事を行う傾向が多い。  求められるのは部署の枠を超えた考え方、働き方「組織横断的な働き方」 △話し、よく聞き、フィードバックするというコミュニケーションの不足 が弱点と指摘する。 現状みると納得させられます、同時に大いに反省すべき点ですね。 ----------------------------------------- ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)5回目です。 ■企業の本業とは ・今日の事業の業績をあげる。 ・潜在的な機会を発見し実現する。 ・明日のために新しい事業を開拓する。 ■本業を実行するために理解をすべきこと ⇒8項目の仮説検証  ▲仮説1:成果や資源は、企業の内部にはない。いずれも企業の外部にある。  ▲仮説2:成果は、問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる。 以上昨日まで************ 今日は8項目の仮説その3項目について。。。  ▲仮説3:成果をあげるには、資源を、問題ではなく、機会に投じなければならない。 ~「利益の最大化」との表現は曖昧で意味がなく、「機会の最大化」が正確で意味ある定義する。  そもそも企業の目的は「利益の追求」でも「利益の最大化」でもなく顧客を創造することである。  その中で、利益は次の4点を満たすための制約条件として存在する。   ①成果を判断するための基準   ②将来的なリスクを回避する保険   ③より良い労働環境形成の原資   ④社会サービスなど社会資本の充実  この”目的”を求め成果として結実させることは、自社の持つ資源、強みを成果を上げる機会にぶつけなければなし得ない。  限りある自社の資源、強みを成果を生まない”問題”に投

∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 角界八百長問題またまた「知りながら害をなすな」です。 「創造する経営者」 超簡単解説その4 ■

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角界の八百長問題が深刻化している。 メディアも連日トップテーマで取り上げている。 2人の力士が二人だけで裸一貫土俵でぶつかりあって行われるスポーツなので、”加減する”ことは周りに悟られずに可能であろう。 理由が、情であろうが、金であろうが、地位や故郷への錦であろうが同じことで、負けたという結果以外は観客には見えない。 知っているのは、当人だけです。 再度確認したいのはヒポクラテスの「知りながら害をなすな」です。 そもそも、中学を卒業して、稽古だけに邁進する人達の集まりなので、内部だけでの統制は難しいと思う。 一昨日も当ブログに記載したが、内部である親方のマネジメントだけではガバナンスが有効に働かないでしょう。 一生懸命土俵に夢を託す青少年や、ファンのみなさんのためにも根本的治療が必要と思います。 ----------------------------------------- ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)4回目です。 ■企業の本業とは ・今日の事業の業績をあげる。 ・潜在的な機会を発見し実現する。 ・明日のために新しい事業を開拓する。 ■本業を実行するために理解をすべきこと ⇒8項目の仮説検証  ▲仮説1:成果や資源は、企業の内部にはない。いずれも企業の外部にある。 以上昨日まで************ 今日は8項目の仮説その2項目について。。。  ▲仮説2:成果は、問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる。 ~問題を解決するということは、マイナスをゼロに戻すということに過ぎず、 成果を上げるためのプラスには結び付かない。 プラスの成果を生み出すには、顧客の満足を作り出すべく機会を探し、 そこに自社の強みを最大限生かせる活動を行うことが大事なんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!! 『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】 「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催

∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 「創造する経営者」 超簡単解説その3 ■

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ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)3回目です。 ■企業の本業とは ・今日の事業の業績をあげる。 ・潜在的な機会を発見し実現する。 ・明日のために新しい事業を開拓する。 ■本業を実行するために理解をすべきこと ⇒8項目の仮説検証 以上昨日まで************ 今日は8項目の仮説その1項目について。。。 「成果や資源は、企業の内部にはない。いずれも企業の外部にある。」 ~成果は、企業が行った活動結果を市場が受け入れてはじめて成り立つ。 成果を決定するのは企業の外部の人間つまり、顧客としてその成果を受け入れてもらえるかどうかにある。 一方、そこにいたるまでの企業内部のプロセスはコストのみを発生させるコストセンターでしかない。 またそのプロセスに必要となる企業にとって独自で唯一の資源である知識についても、 「だれかにできたことは、他のだれかが行う」ということで、すぐに社会的な資源となってしまう。 いつまでも自社だけの独自知識として維持できず、競合の脅威に晒されることとなる。 つまり、企業活動とは外部にある資源を、外部の知識を利用して成果物に変え、 その成果物を外部にある市場において経済的成果に転換するプロセスといえるんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!! 『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】 「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp ザ・ビートルズ...

∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 「創造する経営者」 超簡単解説その2 ■

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ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)2回目です。 企業の本業は、次の3点とした。 ・今日の事業の業績をあげる。 ・潜在的な機会を発見し実現する。 ・明日のために新しい事業を開拓する。 そしてこの本業を実行するためには統合的な戦略が必要で、 そのためには「企業の現実、成果を上げるための能力、利用しうる資源」 についての理解をすべきとしています。 その理解のために、以下8項目の仮説検証を行うべきとする。 各項目について、明日以降掲載します。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!! 『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】 「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp ザ・ビートルズ...