∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 「創造する経営者」 超簡単解説その11 ■
ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)11回目です。
■企業の本業とは
・今日の事業の業績をあげる。
・潜在的な機会を発見し実現する。
・明日のために新しい事業を開拓する。
■本業を実行するために理解をすべきこと
⇒8項目の仮説検証
▲仮説1:成果や資源は、企業の内部にはない。いずれも企業の外部にある。
▲仮説2:成果は、問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる。
▲仮説3:成果をあげるには、資源を、問題ではなく、機会に投じなければならない。
▲仮説4:成果は、単なる有能さではなく、市場におけるリーダシップに
よってもたらされる。
▲仮説5:いかなるリーダシップも、うつろいやすく短命である。
▲仮説6:既存のものは古くなる。
▲仮説7:既存のものは、資源を誤って配分されている。
▲仮説8:業績のカギは集中である。
以上昨日まで************
事業の現実について、検証しました。
次のプロセスは自社の事業にとってどのような領域が
業績をもたらしているかについての分析です。
■業績をもたらすものはなにか
以下のプロセスを実行する必要がある。
「事業を分析する」 ⇒ 「製品を定義する」 ⇒ 「3つの領域を対象とする」
~「事業がその製品に対して支払いを受けるということは、あまりにも明らかであって、忘れられることはない。
しかし、製品には市場がなければならないということは、明らかでありながら、しばしば忘れられる。
さらに製品を市場に届けるには、流通チャネルがなければならないということも忘れられる。」
業績をもたらす領域は、自社の成果物、顧客、流通チャネルの3っつにありそれぞれが
収益をもたらすと同時にコストを発生させる。
それらの領域のなかで、顧客と流通チャネルは企業の外部に存在し
企業のコントロールから外れた位置にあるため、成果物以上に重要な場合がある。
自社の成果物と流通チャネルが相互に適合していなければ、自社の思いの詰まった
成果物は顧客に届かない。
また、流通チャネルが自社の成果物を受け入れない場合もその成果物は顧客に届かない。
このように、企業は常に3っつの領域について意識を持つ必要があるんですね。
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