■限界をわきまえる■~マネジメントの能力と限界~
企業は目的達成のためには、マーケティングとイノベーション以外にも、
管理的な機能としての”生産性”を持つ必要がある。
その生産性には、6個の重要な要素がある。
”知識”、”時間”、”製品の組み合わせ”、”プロセスの組み合わせ”、
”自らの強み”、”組織構造の適切さ、および活動間のバランス”
《自らの強み》
企業は、その企業特有の強みを持つ。
マネジメントは自分自身の強みと、その企業の持つ強みを中心にして活動を
行う。
しかし、そのマネジメントと企業の持つ特有の強みにも限界がある。
成功しそうな事業であっても、その限界を超えると全ての事業の生産性が
下がることとなる。
いかにすぐれたマネジメントであっても、特有の強みと、特有の限界がある
ということを認識しておく必要があるんですね。
「いかなるマネジメントといえども万能ではない。
収益が見込める事業すべてに進出すべきであるとはかぎらない。
いかなるマネジメントにも能力と限界がある。
したがって、それぞれの企業とそのマネジメントに特有の能力を活用し、
特有の限界をわきまえることも、生産性を左右する。」
~「マネジメント」
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