■人事の決定■~戦後の経営策について~
おはようございます。
今朝も晴れ、
すでに10度を超えてます。
日中は今日も
20度を超えそうです。
土曜日、良い週末をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
スローンは、
50年もトップにいると、
何でもわかった気になってしまうので、
裸の王様になっていないか
確かめる必要があるんだ、
と言った。
ドラッカーは、
傍聴していた頃の
トップマネジメントの会議では、
設備投資、海外進出、
車種別事業部間のバランス、
労使関係、財務構造などの
戦後の経営策について
基本的な決定を行っていた、
とする。
そして、1943年まで会議の時間を
大幅に取っていた戦時生産にかかわる問題は、
急速にルーチン化していっていたので、
会議では戦後のことを
考えるようになっていたが、
それらの経営政策に比べ
人事の決定にかなりの時間を
費やしていることに気がついた、
と続ける。
「ある日には、
ラインのはるか下のポストの人事に
何時間もかけていた。
私は会議の部屋を出ながら、
『このような下の人事によく
四時間もかけられるものですね』
と言った。」
(3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)
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