■共通の善についての責任■~行なえるものが、他にない~
おはようございます。
薄曇りの高知の朝です。
すきっりしない天気が続きますが、
今日は時々晴れそうです。
明日から大型連休の人も多いことでしょうが、
天気の変化に気をつけてください。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
スローンの立場の強さは認めたが、
彼と同じ考えを
取るわけにはいかなかった、
とする。
そして、
GMの弱さや
企業のマネジメントの弱さが、
まさにスローンが主張する
責任の構造そのものにあった、
と続ける。
ドラッカーは、
GMは、市場シェア、
利益、売上高など、
スローンが成功の尺度
としたものについては、
大成功を収めたが
社会からの敬意や
政治的な認知については、
大失敗だった、
とする。
同じことは、
他の専門職、医師、
弁護士、教師についても言えたが、
彼らに対する批判は、
常に社会的責任の
欠如に対してであり、
プロとしての役割の
限定に対してだった。
「今日の複雑な組織社会においては、
組織たるもの、
したがってそのマネジメントに当たるべきものは、
共通の善についての責任を
果たさなければならない。
それを行なえるものが、
他にないからである。」
(3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)
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