■何が目的か、なぜ行うかを自問せよ(1)■~不毛化する知識労働者の仕事~
おはようございます。
未明の青空の頂点に、
鋭角な月が浮かぶ高知の朝です。
朝は涼しくなりましたが、
今日も一日晴れて、
真夏日となりそうです。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『プロフェッショナルの条件』から
ドラッカーは、
知識労働の生産性の向上を図るうえで
問うべきは、
何が目的か、
何を実現しようとしているか、
なぜ行うかである、
とする。
ドラッカーは、
技術者、教師、販売員、
看護師、現場の経営管理者など、
知識労働を行うべき人たちが、
ほとんど意味のない
余分の仕事を課されて、
忙しさを増大させている
と指摘する。
上田さんは、
誰も読まない報告書を書かされ、
何も聞く必要のない会議に出席させられ、
その結果、
知識労働者の仕事は不毛化している、
とする。
「当然生産性は破壊され、
士気も損なわれている。
看護師の意識調査を見ても、
看護の世界でしようと思ったこと、
そのために訓練を受けたことができないことに
いらだっているという。」
(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 3自らを動機づけ、生産性を高める)
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