■顧客が事業である■~事業の目的は顧客の創造~
おはようございます。 iPhone5cと呼ばれる99$版が発表された。 iPhoneもいよいよ、ライフサイクルで言うところの”成熟期”なのか。 同時にDOCOMOでの販売も発表された。 DOCOMOは苦渋の選択、背水の陣を敷いたところか。 楽しみは、ソフトバンク孫さんの逆襲、次の一手でしょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ これまで見てきた、利益や資源やリーダーシップ、コスト分析などは、 事業そのものについての分析であり、 企業が「いかなる状況にあるか」を示すものであった。 内部分析である。 しかし、企業が自ら行っている事業が適切であるかについては、 事業を外から見て分析することが必要となる。 必要なことは、外部分析である。 そもそも”事業の目的は顧客の創造”である。 顧客が、自社の製品を支持し購入してくれてこそ企業は生存できる。 したがって、顧客が自社の何に対して代価を支払っているかについて、 分析する必要がある。 そのためには、自らを外部から見るための体系的な作業が必要となる。 「事業とは、市場において知識という資源を 経済価値に転換するプロセスである。 事業の目的は顧客の創造である。 買わないことを選択できる第三者が、 喜んで自らの購買力と交換してくれるものを供給することである。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第6章 顧客が事業である)