∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 有能な経営者ほど決断が少ない ■
「期待をし、実行し、確認する
・・・・一連の繰り返しから、初めて将来を見通す力が養われてきます。
とはいえ、予測可能な将来とは、せいぜい二年先といったところでしょう。
優秀なリーダーはその時、
「この限られた期間で自分にできる仕事は何か」
「何に集中すべきか」
「それは本当に重要なのか」、
そして「それは部下や上司、同僚に本当に理解されているか」を確認します。
なすべきことを考え抜き、なすべきことの中で
何がいちばん重要かを考え抜く姿勢を貫きます。
興味深いことに、このような習慣を持つ真に有能な経営者ほど、
決断を下す機会が非常に少なくなります。
ただ、優先順位だけを決めていくことになるからです。」
~「ドラッカーの遺言」
期待をし、実行し、確認する・・・・
この”フィードバック分析”を実践する中から、将来を見通す力が養われるという。
やるべきことの選択は概ね為されていて、それらの優先順位付けを行うだけでよくなるとのことです。
”決断”に費やす、エネルギーや時間をほかの”機会”に振り向けられるんですね。
≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫
http://www7b.biglobe.ne.jp/~pm-consortium/access1int.html
≪PM研究会≫
http://www7b.biglobe.ne.jp/~pm-consortium/index.html
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