■工業経済から分離の■~世界経済における重大な構造変化~

おはようございます。
雲の合間から陽射しがさす川崎の朝。

段々晴れ間が広がる週末になりそうですね。
深まる秋を、満喫ください。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



石油以外の一次産品価格は、
1977年に低迷を始めて以来、
一次産品価格は値崩れしたままである。

この一次産品価格の低迷は、
かつて経済学が予測したものとは
対照をなしている。

経済学は、
”1985年までにあらゆる原材料が
極端に不足するようになる”

”農産物への需要が着実に増える一方、
その供給は先進国以外では停滞するために、
農産物価格は二倍になる”
との予測などである。

予測とは対照的に、
世界の農業生産、林産品、鉱産物等については、
特に途上国において空前の伸びを示した。



「景気循環論のなかに

 証明ずみの公理があるとすれば、

 それは、原材料価格の大幅かつ

 長期的な低迷は、 必然的に、

 工業経済に世界的な不況を

 もたらすということだった。」


~『イノベーターの条件』
(Part2 2章 世界経済の変貌がもつ意味)









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