■「言葉の壁」が作る影■~強みであると同時に弱み~

おはようございます。

寒々しい空に薄い雲が浮かぶ
川崎の朝です。

オリンピックで金メダルが続いた。
絶対王者と呼ばれる、羽生と小平が期待通り勝った。

実績があるからこそ絶対王者と呼ばれるが、
生身の人間が行う勝負事は何が起こるかわからない。
自身のコントロール外のできごともある。

彼らにかかるプレッシャーは
想像を絶するものだろうが、
それを乗り越える精神力の強さが、
絶対王者と呼ばれる所以だろう。
感服。

----------------------









∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
日本語の壁は強力な盾の役割を
果たしている、
とした。

そして、言葉の壁に守られていることは、
日本人の強みであると同時に、
弱みでもある、
と続ける

弱み、それを二面から指摘する。

一点目は、言語の問題。
グローバル化された情報の多くは、
英語で流通しており、
先に紹介したインドの例とは対照的に、
英語が普及していない日本人は、
情報へのアクセスに苦労する可能性があること。

二点目は、言語の壁により、
外国人と働く機会を狭めているということ。



「さらに加えて言えば、

 あなたたち日本人は

 「成長をともに経験した人とその後も仕事を続けていく」ことに

 慣れすぎています。

 言語の壁によって外国人とともに

 働く機会を少なくしていることが、

 何らかのマイナス作用を引き起こすかもしれません。」

~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」

(第2章 日本の”いま”)































コメント

このブログの人気の投稿

■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~