■真実は表面の下に隠されている■~社会的で文化的な現実~
おはようございます。 薄曇りの川崎の朝、 そろそろ雨が降りそうですね。 一雨一雨春が近づいてくるんでしょう。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 今日から、1960年代の講義に入る。 1968年に出版された『断絶の時代』が その刺激的な書名にもかかわらず、 学生運動、公民権運動そしてベトナム戦争を、 ”ほとんど無視”していたとの指摘に対して、 ドラッカーは次のとおり語った。 『断絶の時代』は、 「真実は表面の下に隠されているものだ、 という信念のもとに書いた、 まさに一九六〇年代の著作なのです」。 そして、次のことを付け加えた。 「本当の潮流は目に見える潮流の下に隠されているものです」 「ドラッカーが歴史的な整理をしようと試みたのは、 表面的にはほとんど気づかれていない 「社会的で文化的な現実」で起こっている大きな変化でした。 すなわち“二〇世紀最後の数十年を形成する“ ように思われた 大きな変化です。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1960年代)