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■マネジメントからの支援■~貢献について考えればよい。~

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おはようございます。 高知は晴れ。 今日は桂浜の龍馬に大接近してきます。 高知県の人口が73万人代に減少した。 死亡数と出生数の逆転という自然減と 人口流出という社会減双方ともが要因だ。 社会減、特に、進学や就職での若年層の流出は、 県の社会インフラの弱点ともいえる。 有効な対策が急がれる。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 人に力を発揮させるための手立て その② 続き 【従業員に自立性をもたせ、かつ支援しているか?】 ドラッカーは、マネジメントが部下に エンパワーメントすることはできないとした。 しかし、知識労働者が動機づけされ、方向づけされ、 全体を見ることができるようになるには、 マネジメントからの支援と激励が必要である。 そのための手がかりは、部下に次のことを聞くことだとする。  ・上司、およびマネジメントの一員として、あなたの仕事を助けることをしているか。  ・仕事の邪魔になることを何かしているか。 何が仕事の成果となるのか? ドラッカーは、それを、なすべき貢献を考え、知ることとする。 「仕事で成果をあげるには、業績という言葉を忘れればよい。  その代わりに、貢献について考えればよい。  貢献といえば、焦点は正しいところに合わせられる。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■自立性だけでは不十分■~エンパワーメントはできない。~

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おはようございます。 未明の高知、昨日深夜からの雨脚が強くなってきました。 衆議院鹿児島補選、与党勝利。 世論調査でも政府支持率が増加、 米国同盟を背景にした中韓への強硬姿勢への共感が多い。 この一点で、アベノミクスも他の政治姿勢もバラ色に見えるのか。 ハロー効果。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 人に力を発揮させるための手立て その② 【従業員に自立性をもたせ、かつ支援しているか?】  ドラッカーは、たとえ仕事ぶりが 満足すべきものでなくとも、 法や倫理に反しないかぎり、 仕事は任せたままにして おかなければならないとした。 しかし従業員にそのような裁量権を持たすことに、 多くのマネジメントが抵抗を覚える。 その多くのマネジメント達は、 正しい仕事の方法があると思っているが、 そのようなものはない。 知識労働者には目標を明らかにし、方向づけをする必要がある。 そのためには、自立性と共に、責任をもたせなければならない。 しかしこの責任を持たせることは、 はやりの”エンパワーメント(権限委譲による能力発揮)”ではないという。 ドラッカーは、このはやり言葉としての”エンパワーメント”が大嫌いだった。 「人をエンパワーメントすることなどできない。  できることといえば、全体への貢献において  自らを評価する助けをしてやることぐらいである。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■自立性をもたせ支援する■~責任と権限~

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おはようございます。 GW楽しんでますか? ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 人に力を発揮させるための手立て その② 従業員に自立性をもたせ、かつ支援しているか? ドラッカーは、知識労働者にとって必要なものは、 管理ではなく自立性であるとした。 知識労働者は自らの能力を最大限発揮し 結果に結びつけようとする。 そのためには、大幅な裁量権を与え、 自らがミッションとするものを 自らの方法で追求することを 許さなければならない。 責任と権限を与えなければならない。 「権限を与えたからには、  たとえ仕事ぶりが満足すべきものでなくとも、  法や倫理に反しないかぎり、  あるいは助けを求めてこないかぎり、  仕事は任せたままにしておかなければならない。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■力を発揮させるてだて■~人の群れがあるだけ~

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おはようございます。 久しぶりの高知の朝は曇り空、 今日は日曜市を歩いてみよう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 【人に力を発揮させるための手立て】 その① 従業員をコミットさせるにたるミッションをもっているか? 人は目的がなければ、歩み出さないし、 歩み続けることができない。 馬は鞭で叩かれて目的を知り、 強い指示に応答して最大限の パフォーマンスを生み出す。 人は組織の中で働き、 組織は働く人で成立する。 この相互関係を結びつけるものが、 組織のミッションである。 働く人は自らの価値と期待に、 結びつくことにより このミッションにコミットする。 このコミットが、パッションを与え そこに最大の成果が生まれる。 とくに知識労働者にとって 必要なものは自立性であり、 そこにミッションという旗印がなければ ”焦点もなしにさまよう”こととなる。 「企業にせよチームにせよ、  シンプルで明快なミッションを必要とする。  ミッションがビジョンをもたらす。  ビジョンがなければ事業とはなりえない。  人の群れがあるだけである」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■人に力を発揮させるてだて■~マネジメントの要~

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おはようございます。 未明の川崎、オバマ騒動が去って今日からはGW。 良い休暇をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、システムが人に仕えるということは、 人に力を発揮させなければならないということである、とした。 そのための手立てを講じているか? ①従業員をコミットさせるにたるミッションをもっているか? ②従業員に自立性をもたせ、かつ支援しているか? ③弱みの迂回ではなく強みの発揮に力を入れているか? 「最高の力を発揮し、  最大の貢献をしてもらうための手だてを講じているか?」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■ある雨の日の教え■~システムが人に仕える。~

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おはようございます。 薄明るい川崎の朝。 昨日北海道では、朝の気温 -2度、日中は27度、 なんと温度差29度、過ごし方が難しいですね。 明日からGW、東京地方は概ね快晴模様。 帰郷予定の高知では前半一部雨模様。 天候の変化に気を付けて、お楽しみ下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 昔、肉体労働においては、生産性の向上が重要で、 そのポイントはいかにシステムを構築するかにあった。 システムが、知識もスキルもない人たちに仕事をさせた。 しかし、接客や販売、配達などのサービス労働では、 顧客に貢献する主役は、人であり、 システムはそれをサポートするにすぎない。 さらに知識労働においては、人がシステムを動かす。 肉体労働では、人がシステムに仕えた。 サービス労働と知識労働では、システムが人に仕える。 知識労働において、システムが人に仕えるということは、 人がシステムに仕事をさせるべき力を持たなければならない ことを意味する。 知識労働者がシステムに対していかに力を発揮させるか。 それこそがドラッカーのいうマネジメントの要と言える。 「肉体労働では、人がシステムに仕えた。  サービス労働と知識労働では、  システムが人に仕える。  システムが人に仕えるということは、  人に力を発揮させなければならない  ということである。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■グローバル化と高齢化■~力関係の逆転の現れ~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝。 都内はオバマ騒動で、限界体制。 飲みすぎに注意しましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 企業の新規採用は、グローバル化を含め、 多様な人材を確保する必要がある。 これからのコラボレーションの時代は、 多様な知識と価値観の融合が 大きな役割を果たす。 また同時に、少子高齢化という”すでに起こった未来”を考えるならば、 高齢者や女性を働きやすくするような就業時間の弾力化等の 働きやすい環境をつくり必要もある。 「多くの企業が、育児や介護に時間をとられる人たちに  働きやすい環境をつくりはじめた。  これもまた、組織とそこに働く人たちの  力関係の逆転の現れの一つだった。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)